なか杉こうの日記
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2005年12月31日(土) 忙しいなかの雑感・年賀状を書く

ふだん勤めていると季節の移り変わりに鈍感になってしまう。まだ家に子どもがいたりすると、きっと散歩に連れて行ったりあるいはいろんな行事に参加したりで季節感が感じられるのだろうが、毎日都心のオフィスに通っているだけの日々なので、またオフィス内は夏はすごく涼しすぎて冬は亜熱帯という時もあるので、季節感どころではない。

それでやっと年末休みということになるが、ふだん勤めている一人者は、休みとなるとふだんできなかったことが山積している。銀行、郵便局、市役所、買い物エトセトラ。それに掃除。その上に正月の準備かよー、と言いたくなるのである。それでさらに自分もゆったりすごさなくちゃーと思うと、正月休みといって何ができるわけでもない。

さらに仕事をどっさり持ってきている。しかしいつもの頼りの図書館は休み。うちでやろうとすると、年老いた家族がああだこうだいろんな注文を出してきてそれどころではない。ひゃあ、あたしと似た環境の人はどうやっているのかね。何かを犠牲に、というかおっぽっとかなきゃ、なにかはできないんではないかね。

きのうは姪っ子が来た。わたしはこないだ買い換えたばかりのプリンターをセットし、その間、けなげな姪っ子は、うちの窓拭きをしてくれていた・・・。わたしは姪っ子のうちの犬の写真をいれた年賀状を作ってやった・・・という具合。
 しかしふつーの家庭の奥さんはふだんちょこちょこ掃除しているのだから改めて年末の大掃除なんていらないのではないかな。

今日は紅白歌合戦とやらがあるが、あたしは年々この番組が気に入らなくなっている。男と女に分かれるというのが、時代錯誤的だ。それに見たくもない歌手の歌を無理やり聞かされるのもいやだ。とくに今の若い歌手の歌はどれも同じで良さがさっぱりわからん!

今年はNHKは全国の人気投票をして歌手を決めたというが、あたしはこんな視聴者におもねるようなやり方も嫌いだ。なんでも携帯で投票ができたということだが、若い子は、ともだちを誘って簡単にぱちぱちいれちゃうのではないかな。

むしろNHKが判断して、本当に人気のある歌手、実力のある歌手、そしてマイナーでもよい歌を歌う歌手を選抜するべきではないのかな。昨日は、紅白に初めて選ばれたあまりNHKらしくない歌手の紅白前の足取りみたいなものを映していた。みのもんたもそうである。勝手にアドリブでやりたいと言っているとか、NHKに対してはこんな感情がある、とか、出場者の意見を、よくも悪くも言わせていたが、なんか、しらじらしい。わざとらしい。

それと比べると、NHKで放送される海外ドラマのよいこと!海外ドラマを紹介するスタッフは肥えた眼を持っているのだ、と思う。チャングムでしょ、ERでしょ、ホワイトハウスでしょ、それに先日ちらっと見た、デスパレートな妻たちというのも、おっそろしくばかばかしそうで、楽しい。ああ、そうだ、イギリスの喜劇俳優が無言でやる番組、あれも好きだ。

はい、ではまた、年末の喧騒に戻るとしよう・・・。











なんとか年賀状を書いていて
次第にいらいらしてくる。
こちらからはそんなに出したくない人から
きていると
今年は出さなくてはと思うが
筆で丁寧に書いていても
くそっ出さにゃならんじゃないか、と思う
少ない年賀状
出さないから、来ない
知り合いも、いない
小さい頃は
クラスの仲良しさん
好きな子に
どきどきしながら
描いた
絵を描いて
めんどうなんて思わなかった
楽しくて。
好きな人だけに
尊敬する人だけに出す
年賀状は、良い
義務的に出すなら
出さなきゃいいのだ
ちくしょー、ちくしょーと
思いながら
毎年
書きなぐっている
年賀状ならば。


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