ひよ子の日記
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2004年12月14日(火) マナティーはやさしいともだち

マナティーはやさしいともだちという写真絵本を保育園で子供と読んだ。絵本の中に人間が乗り入れたボートのスクリュウで背中に大きな川の字の傷を負ったマナティーの写真があった。子供たちにその部分を読んであげると、中には「ボートに乗ってる人のことわたしが怒るよ。ボートに乗ってる人のことすごく怒るよ!」と興奮する子もいた。写真を見ていたら腹が立って悲しい気持ちになった。私は怒ろうと思えば、本当に怒れる立場にいる。怒りや悲しみを何らかの行動に移せる立場にいるんだなぁと思い、少しだけ胸がチクリとした。マナティーがあまりにも愛らしかったから、本を読んだ後子供たちと絵を描いた。マナティーは食いしん坊で一日に8時間もご飯を食べているんだって、と言いながらお絵描きをしていたらのんびりした気分になった。

でもマナティーの数はどんどん減少している。こんなにのんびりとして可愛らしいマナティーがいつかいなくなってしまう日が来たら、それはすごく悲しい。


ひよ子

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