読書記録

2025年03月21日(金) 荒れ地の種 / 江上 剛



 2011年の東日本大震災で津波による被害を受け、200年以上続く酒蔵を流された矢吹酒造所。
8代目の光は、家族や関係者のみならず、金融機関や役所も味方につけ、酒蔵の再興に挑む。



 誰もが人生の成功者になれるわけではない。あの時、どうしてあの選択をしたのか、と後悔しても遅い。一方、何もかもが上手くいき、地位も財産も手に入れられることもある。やはりあの時、あの選択をしてよかったと思う。
 人は、過去に戻れない。過去のことを悔やんでもどうにもならない。前に進むしかない。目は後ろにはついていない。







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