読書記録

2024年10月05日(土) アミダサマ  / 沼田 まほかる


 幼子の名はミハル。
産廃処理場に放置された冷蔵庫から発見された、物言わぬ美少女。彼女が寺に身を寄せるようになってから、集落には凶事が発生し、邪気に蝕まれていく。猫の死。そして愛する母の死。冥界に旅立つ者を引き止めるため、ミハルは祈る。「アミダサマ!」-。
その夜、愛し愛された者が少女に導かれ、交錯する。恐怖と感動が一度に押し寄せる、ホラーサスペンスの傑作

ミハルを発見したのはコエによって呼ばれた工藤悠人と住職の浄鑑。

浄鑑の母 千賀子はだんだんミハルに執着していくようになる。


読み終えて思うのは結局、ミハルは何者だったのか。

ほとけの世界は私には難しい。









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