読書記録

2024年09月19日(木) 徴兵体験 百人百話 / 阪野 吉平


 山形県置賜地区から戦争に行った110人、110通りの体験から、何を感じ、何を考えるか−。先の戦争で戦場の最前線を経験した110人の証言を収録する。『米沢新聞』連載を書籍化。



上官はいつも俺たちもことを一銭五厘の兵隊と言っていた。ハガキ一枚ほどの大きさの紙で人間が集まる。人間の方が兵器より安く集められる。その頃、ハガキ一枚一銭五厘だった。
戦争なんて正常の人間のやることでないよ。あの頃の日本はみんなが狂っていたのよ。



父  明治45年
母  大正10年

私の両親と同世代の人たちの実体験
でも、余りにも悲惨な本当のことは話さない方たちもおられるようだ。






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