読書記録

2023年11月19日(日) 紙のピアノ / 新堂 冬樹

 貧しさゆえイジメに遭っていた白石ほのかは、町のピアノ教師・二ノ宮に助けられた。ほのかの音楽的才能を見抜いた二ノ宮は、紙に描いた鍵盤を手はじめに、献身的にピアノを教えこむ。その甲斐あって音大に入ったほのかは、プロのピアニストを目指すため、コンクールに挑むことを決意した。その前に続々と現れる強力なライバル―ほのかは優勝して二ノ宮の想いに応えたいと思った。




邪道な雑記

掛け持ちのパートをする母子家庭でそだったほのか。
二ノ宮に無償でピアノを教えられるのも、奨学金で音大に入学するのも理解できる、が母亡き後の生活費はどうなっているのか?
同級生にいじめられるほど貧しかった母が保険金だけは残したのだろうか?
そんなことを気にしながら読む私は嫌な奴!!


あと、登場人物の名前に
例えば 真音 とか 花音 とか 奏子 とか、音楽の申し子みたいなのがあったら面白かったのにと思う。







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