読書記録

2004年01月10日(土) 途中下車            高橋 文樹

交通事故で両親を一度に失ってしまった兄と妹。
二人暮しになってしまった兄と妹はいつしか男と女の道に入ってしまう。兄には大学で彼女も出来るのだが、妹のほうは兄にしか心も身体も癒されないようだ。たとえモラルに反していようとも、ぼくは妹を愛し抜く―。それが、ぼくが選び取った生き方だ。私の子供はこの物語と同じ、上が男で下が女。もし、ダンナと私が事故で両方共が死んだ場合、この物語のようになるだろうか・・。
今ではあり得ないが大学生と高校生くらいの頃にそういう立場になったとしたら・・。私は物語に自分を重ねるクセがあるので・・でも こんな想像は辞めておこう。
タイトルは普通の人生感から途中下車した・・ということなのだろうか。


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