先日起こった新潟中越地震、時間がたった今でも大きな余震が 心配され、今もなお避難生活を余儀なくされている方々が、 いらっしゃる状態です。そんな中、多くの方々がボランティア として被災地で活動されており、被災者のお手伝いをしています。 このボランティア精神、「誰かの為に役に立ちたい」という 気持ちはとても大切な事です。しかし、興味はあるけどどんな 事をしていいのかわからない、何かの団体に参加したりするのが 面倒だし・・・。と思われる方もいる事でしょう。
しかし、ボランティアというのは、別に何かの団体に入ったり、 ずっと続けていかなければならないものではありません。例えば、 公園でゴミを拾ってゴミ箱に捨てる事もそうですし、電車の中で席を 譲ったり、車で先を譲ったり等々、自分なりに誰かの役に立ちたい、 人に気持ちよくなってもらい、喜んでもらいたと思う気持ち、それが ボランティアだと言えます。決して大きい事だけとは限りません。
ボランティアに興味がわく(ある)というのは、心にゆとりがある、 誰にでも分け隔てなく気持ち(愛)を配れるという、あなた自身を 発揮できる時期、人を思いやれる心を持つという、ひと回り大きな 人間になれた証だと言えるでしょう。 そして、その気持ちは仕事や恋愛、何をする上でも大切で、そんな ゆとりが心にあると、思ってもみないほど人生がスムーズに進む 事でしょう。
ボランティア精神を発揮した時、とっても幸せで、清々しい気持ち になれる事でしょう。そして、そんな「誰かの為」と思って与え させて頂いた事は、実は「自分の為」である事、自分が成長出来る 状況を、与えてもらった事に気付くと言えます。小さな事、身近な 事からコツコツとが大切です。
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