2004年05月15日(土) |
土地(場所)の因縁(4) |
火事で焼けたあとの土地には、充分な注意が必要です。 人間の不始末による火災に対して、大地は快く思っていない からです。大地は人の愚かさを良く知っており、その土地に 嫌悪を抱いています。とくに、焼死者が出た場所は最低です。 人間の体の一部や皮膚の臭いなどが、その場所にしみついて、 いつまでも残るという事があります。それは非常に気持ちの 悪い事であるばかりか、死んだ人の怨念がその土地にしみ ついて、災いをもたらす事も多いのです。
焼死者の方は苦しい、熱いなど、とても強い念を抱いて 亡くなっていき、その怨念が大地にしみこみ、容易に消え 去らず、じっとその場にいついたままになってしまいます。 ですから、充分な供養をした土地でないと、魂が地縛霊と なり、その場所に住みついて、やっかいな事になります。 土地を買うときには、その土地で焼死者がでたかどうかを チェックするべきです。人間の体は死んだ後にやかれる べきであって、生きた状態で火や水にさらされては いけないのです。
焼死者に限らず、無念な思いで亡くなった場所というのは、 住んでいても良い思いをする事はないでしょうし、障りが 出てからでは後の祭りです。なるべく避けるように 心がけて頂きたいと思います。
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