最近のペットブームというものはとても凄いものがあります。 動物のためのエステや衣料品店、イヌ、ネコのためだけの お菓子やケーキを販売しているお店など、様々なサービスが あります。今の窮屈な世の中ではペットが与えてくれる 癒しというのは、とても大きいものがあるでしょう。 ここにも、お子さんが自分達のもとを離れ、二人だけでは さびしいからと、イヌを飼い始めた夫婦がいらっしゃいました。 二人にとっては新しい家族に思え、とてもかわいがっていました。
月日はたち、人間よりもイヌの方が先に死んでしまうという 自然の摂理が訪れたとき、そのご夫婦はかわいがっていたイヌを 手厚く供養しようと、写真はご先祖の方々と一緒に仏壇にならべ、 お骨もお墓にいれるなど、人間と同じ様に供養をしたのでした。 しかし、それからというもの、ご夫婦は体調を崩してしまい どこからともなく「窮屈で困る」というイメージや声が頭をよぎり、 いてもたってもいられなくなり、ご相談にみえたのでした。 霊視してみたところ、供養をしているはずのイヌがでてきました。 イヌにしてみれば、望んでもいない事をされて困ると訴えていた のでした。
その後のアドバイスとして、イヌのお骨をすぐにお墓から出し、 動物専用のお墓に入れ、仏壇の写真も横に並べるのではなく、 台所の床の片隅に置くようにしたところ、上記のような症状も 無くなったとのご連絡を受けました。
このように、人間と動物との関係において、あくまでも霊格から 言えば、動物は下になり、人間の自己満足においてした事は 動物にとってみれば、逆に迷惑になってしまうのです。ペットを かわいがる心はとても素晴らしい事ですが、行き過ぎた行動を しないように注意をする事も必要でしょう。
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