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こちらでは、龍先生から届く便りを掲載致しております。

2004年04月17日(土) 動物供養の間違い

最近のペットブームというものはとても凄いものがあります。
動物のためのエステや衣料品店、イヌ、ネコのためだけの
お菓子やケーキを販売しているお店など、様々なサービスが
あります。今の窮屈な世の中ではペットが与えてくれる
癒しというのは、とても大きいものがあるでしょう。
ここにも、お子さんが自分達のもとを離れ、二人だけでは
さびしいからと、イヌを飼い始めた夫婦がいらっしゃいました。
二人にとっては新しい家族に思え、とてもかわいがっていました。

月日はたち、人間よりもイヌの方が先に死んでしまうという
自然の摂理が訪れたとき、そのご夫婦はかわいがっていたイヌを
手厚く供養しようと、写真はご先祖の方々と一緒に仏壇にならべ、
お骨もお墓にいれるなど、人間と同じ様に供養をしたのでした。
しかし、それからというもの、ご夫婦は体調を崩してしまい
どこからともなく「窮屈で困る」というイメージや声が頭をよぎり、
いてもたってもいられなくなり、ご相談にみえたのでした。
霊視してみたところ、供養をしているはずのイヌがでてきました。
イヌにしてみれば、望んでもいない事をされて困ると訴えていた
のでした。

その後のアドバイスとして、イヌのお骨をすぐにお墓から出し、
動物専用のお墓に入れ、仏壇の写真も横に並べるのではなく、
台所の床の片隅に置くようにしたところ、上記のような症状も
無くなったとのご連絡を受けました。

このように、人間と動物との関係において、あくまでも霊格から
言えば、動物は下になり、人間の自己満足においてした事は
動物にとってみれば、逆に迷惑になってしまうのです。ペットを
かわいがる心はとても素晴らしい事ですが、行き過ぎた行動を
しないように注意をする事も必要でしょう。



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