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こちらでは、龍先生から届く便りを掲載致しております。

2004年03月21日(日) 間違った供養の例

今までお伝えしてきた中で、さまざまな場面で
ご先祖様、仏様の供養が大事だと言ってきましたが、
なかには逆効果になってしまう供養もありますので、
ご紹介したいと思います。

お父さん、お母さん、一人っ子の3人で住んでいた
家族がいらっしゃいました。悲しい事にお子さんは
まだ小学校の中学年の時になくなられてしまい、
お父さんもお母さんも、悲しみに暮れる毎日でした。
お二人にとっては一人しかいないお子さんでしたので、
その子と共に一緒にいようという事から、火葬した
お骨を家の中に置いておき、部屋もその子がいた
ままの状態で過ごしておりました。

しかし、その行動が逆に働いてしまい、ご両親の思いや
未練の大きさが、その子の霊をこの世にとどまらせ、
供養、生まれ変わりへの足を引っ張っている状態でした。
また、お骨を家に置いたことで、それに集まってくる
霊もいるという、良くない状況を引き起こしてしまいま
した。結局、鑑定をした後、菩提寺にお骨を預かって頂き、
解決いたしました。

大切な人が亡くなられる事は、誰にとってもつらい事です。
しかし霊からしてみると、自分が死んだことによって
いつまでも悲しまれている事は、次への生まれ変わりを
ためらってしまいがちです。その人に早く生まれ変わって
きてほしい、と思うことが、供養が進む方法のひとつです。



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