さかざきが綴る「アンティークな日々」
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2005年12月24日(土) 読書の日々

 今日はクリスマスイヴですね。皆様いかがお過ごしですか?
寒さの続く今日この頃、風邪気味と肩こりをいい訳に、夜は仕事をせずに早めに休む日が続いています。休んで何をしているかというと…実は読書。

 この9月に亡くなった朝吹登水子の著書を集中的に読んでいます。元々学生の頃から、フランソワーズ・サガンの作品には親しんでいたため、その訳者である朝吹登水子の名前は身近なものだったのですが、インターネットで死去のニュースを見てからは(普段ほとんどニュースはインターネットで得ているので。)、早速アマゾン「愛のむこう側」や、「軽井沢物語」などの彼女自身の著作を注文してしまいました。

 もともと、昭和初期と戦後にフランスで過ごした彼女の生き方には興味を持っていたので、その自伝的小説ともいえる「愛のむこう側」から始まり、続編ともいえる「もうひとつの愛」まで、一息に読んでしまいました。

 とくに「もうひとつの愛」の方は、アマゾンでは入手できず「日本の古本屋サイト」でGet。きっと以前だったら、古書店を探し回ってやっと手に入ったのでしょうが、インターネットの普及した現代、家に居ながらにして探し、購入することも出来てとっても便利!古書店で探し廻るワクワク感はないものの、ある意味あまりの便利さに感動してしまいます。まだまだ彼女の著作が二〜三冊届く予定なのでとっても楽しみです。

 ただ、目下のところひとつ問題が…この「愛のむこう側」「もうひとつの愛」は、三部作として書かれたものらしいのですが、あとの最後の一冊はいったいどこにあるのでしょうか?インターネットの検索では、どこにも出現せず、ただいま捜索中。ご存じの方はどうぞご一報を!


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