さかざきが綴る「アンティークな日々」
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わざわざお客様が私達に見せに持ってきてくださったチャーミングなミニクッション。材料はすべてエンジェルコレクション製です!画像では分かりにくいのですが、地模様のある薔薇柄のクリームのシルク地にピンクベージュのリボンをあしらい、トップにリボンで作ったデコレーションとガーランドのモチーフが縫い留められています。
沢山のお客様にお越しいただいたプランタンのアンティークフェアも、ようやく終了いたしました。わざわざお越しいただいた皆様、ありがとうございました。今日は、名古屋への移動も兼ねたオフの一日。ゆっくり銀座をブラブラして過ごしました。
まず最初は京橋のINAXブックギャラリーへ。近くの銀行へ行くためにたまたま立ち寄ったここは、とてもナイスなセレクトのブックショップでした。インテリアや建築の書籍はもちろん、美術書、アンティークについての書籍、ファッションからガーデニング、海外の紀行などなど、興味深い書籍でいっぱい。ホテル西洋銀座から歩いてすぐのお薦めのブックショップでした。普段アマゾンなど、インターネットで書籍を購入することが多い私ですが、やっぱり立ち読みをして本を探すのは楽しいですね。
次の目的地は同じく銀座の松屋。実は、ちょうど9月21日から、パリでいつも自分のお洋服を買うショップ“Yukiko”が、初めて日本のデパートで展示会をすることになっていたため、楽しみにしていたのです。場所は2階の婦人服のフロアー、エスカレーターを上っていくと、向こうから「こんにちわ〜!」とYukikoさんの元気な声が。いつもパリで会うYukikoさんなので、日本で会うのはちょっぴり新鮮な感じ。ひとしきり近況報告や8月の南仏の話で盛り上がります。ちょうどYukikoさんのパリのお店で購入したシルクのティーローズ色のブラウスを着ていたのですが、ベージュの色違いを発見。ベージュも素敵でしたよ。結局、深い深紅のコサージュの付いたチェーンベルトを選び、早速そのまま身に着けてお買い上げしました。ボルドーに近い色合いで、先日プランタンで手に入れたヴィンテージのシャネルスーツにも合いそうです。Yukikoさんと私はフランス式にビズーでお別れ、河村も握手で「また今度パリでね。」とお別れしました。“Yukiko Fair”は10月4日までの予定ですので、ご興味のある方は、足をお運びくださいね。
次なる目的地は、資生堂パーラー。プランタンでのお仕事の終了のたび、ここに足を運ぶことが多いのです。本当は四丁目にあった、地下の資生堂パーラーがお気に入りだったのですが、こちらは最近無くなってしまったため、八丁目の2001年に出来た資生堂の建物へ。資生堂パーラーは、お客の年齢層が高いこと、ミートクロケットなどの歴史を感じさせるメニューも気に入っています。今日は、いつも食べるモダンランチとちょっぴり「お疲れ様」の気持ちを込めてグラスシャンパンを。河村とゆっくりお昼をいただいて、ささやかながら贅沢な気分でご機嫌でした。
二週間、長らく過ごした銀座ともお別れ。東京の皆様、ありがとうございました。
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