さかざきが綴る「アンティークな日々」
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今日は、プランタンのフェアが終わったあと、私達のディーラー仲間であるペルグラ・アルティスの渡辺さんのお宅へ、およばれしました。渡辺さんは、イギリスのサザビーズのスクールへの留学経験もあるジュエリーのスペシャリスト、独特の品揃えに定評のある女性ディーラーです。先日横浜での骨董祭の折にご自宅へ伺ったローズコテージの小泉さんもそうですが、渡辺さんとは、昨年秋から、札幌、名古屋、大阪、そして先日の東京プリンスと、数々のお仕事で一緒になり、ことに名古屋にいらしたときには自宅へ泊まっていただいた間柄。大阪では、一緒にホテル近くの温泉にも浸かったハダカの関係(!)です。
今回は、以前から「是非うちへも遊びに来て!」という渡辺さんのお言葉に甘えて、プランタン銀座閉店後、上野にある渡辺家へお邪魔しました。渡辺家は、渡辺さんご本人と80歳を超えるお母様、フランス語通訳者のお姉様、女性ばかり賑やかで華やかなの三人家族です。
前日に「何が食べたい?」とこちらのリクエストまで聞いてくださった渡辺さんの手料理は、水餃子やかに玉、チンジャオロースなど様々な中華の大皿が並ぶ大御馳走。あまりの美味しさに日記に載せる為の写真を撮ることも忘れ、せっせといただいたのでした。
また、食べながらのおしゃべりの楽しかったこと!ご一緒させていただいたお母様やお姉様を交えて、イギリスやフランスのこと、アンティークのことなどお話しがつきません。ことに、ジェーン・バーキンやゲインズブールの来日の際の通訳やディオールやエルメスの通訳など第一線でお仕事をされているお姉様のお話はとても興味深く、夜の更けるのも忘れて、すっかりお話に夢中になってしまいました。
そして、気付いたときには時計の針は12時近く。終電に乗るために私と河村は、まるでシンデレラのごとく大慌てで渡辺家を後にしたのでした。終電に間に合ってよかった〜。
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