さかざきが綴る「アンティークな日々」
DiaryINDEX|past|will
さあて、いよいよ28日から東京プリンスホテルでのアンティークショウが始まりました。まるで、海外のホテルフェアやサロンのような華やかな雰囲気のアンティークショウです。飾られた沢山の生花、ふかふかのじゅうたん、ハープのバッグミュージックが静かに流れ、思い思いのお洒落をしたお客様がいらっしゃり、一種独特の雰囲気です。
そんな中で、私達も何を着て会場に立とうか、と頭を悩ませます。そして今日は、ボルドーのシルクのブラウスにお気に入りの大きくスリットの入ったロングスカート、そしておろしたてのシューズを履いて、うきうきして会場に向かったのでした。
長時間立ち続けることの多い私達のお仕事。以前、靴といえば、買付けの際に適当にフランスで買い求めることが多かったのですが、最近、普通の底の薄い靴では体が持たなくなってきてしまいました。仕事用の靴には、細心の注意を払い、吟味を重ねます。履く靴によっては、疲れ方の度合いが全く違うので、靴を選ばない訳にはいきません。
ここしばらく愛用していたのが、ニューバランスのパンプス(スニーカーじゃありませんよ。)で、しっかりとした足のホールド感と安定性から“健康シューズ”と呼んで御用達にしていたのですが、いかんせん、デザインがいまいち。というか、上記の条件に当てはまる靴ですから仕方のないことですが。華奢でヒールのある靴が大好きだった私にとっては、悲しい選択でもあり、「華奢な靴が履きたい...。」と言う願いが捨て切れませんでした。
しかし、先日神戸へ寄った折、見つけたのです!華奢な“健康シューズ”を。さすが靴の街神戸ですね。それは、ニューバランスと同じくスニーカーメーカーのアシックスが出しているWALLAGE(ワラジからきているのでしょうか?)というシリーズ。足のことを考えた作りと私が欲していた華奢な雰囲気が合わさった、理想の靴です。ストラップ好きの私にぴったりな細いストラップ、低めのヒール、足首を支えるクッションは薄いので、あまり気になりません。専属のシューフィッターの方に丁寧に接客していただき、満足して買い求めた嬉しいお買い物でした。
本当は、もっともっとお洒落な靴が履きたいのだけど、このあたりが妥協点でしょうか。あぁ、華奢で可愛い、ヒールの高い靴が履きた〜い。
|