疲れたというよりも心が しん としてる。
結局やっぱり明けて一日は心も身体もグッタリして どうにも動けなかった。
洗濯と食事準備だけかろうじて。 それもきちんとじゃない。
仕事が気になりつつも PC立ち上げてメールチェックすることもずっとできず。 夜中になってやっとこうして。
夢を見た。 別の世界のお話のようだけど。
今のコイビトと暮らしているあたしがいて その今のコイビトが留守の間に 行方不明になっていた昔のコイビトがあたしを訪ねてくる。 昔のコイビトは今のあたしのことを知らなくて あたしとの再会をとても嬉しそうに喜んでいて また暮らそう、迎えにくるから・・と言って一旦帰っていく。 そのうちに今のコイビトが花束をかかえて帰ってくる。 その日はあたしの誕生日だったみたいで 一緒にお祝いしようね と幸せそうに笑う。
あたしは
選べなくて どっちの手も離せないと思って どちらかの手を離さなきゃならないのはわかってて。
でも わからなくて。どちらのひとも失くすことに耐えられなくて。
そんな夢。 現実との接点などない。 見覚えのない登場人物の ただの夢。 だけどまだ覚えてる。 せつなくて。
苦労したひとが幸せになったのを見たり聞いたりすると 良かったな って思う。
人の泣き顔や苦しむ顔を見るのは上手くいえないけど 見ていられない、居たたまれない気がしてやりきれなくなる。 これはあたしがイイヒトだからじゃない。 あたしがしんどくなるから。
でも苦労したひとの苦労話をあたしへのアドバイスとして聞くのは苦手。 そのひとは今は幸せで優しく良く出来たパートナーと子供に囲まれて 仕事も順調だ。 勿論 あたしは そのひとの昔の苦労や今の全てを知ってるわけじゃない。 だけど だからこそ 反対にあたしのことも同じじゃない?って思う。
あなたがあたしに話してくれた話があなたの全てで無いように あたしがあなたに話した話もあたしのほんの一部に過ぎない。
あなたはあなたで あたしはあたし。
あなたのことはあたしには当てはまらない。 あたしのことがあなたに当てはまらないように。
今 あなたには少なくとも支えて常に側にいてくれるひとがいる。 あなたが掴んだ今の幸せはあなたが必死で掴んだもの。 それは祝福したい。良かったと心から思う。
でも それなら尚更 どうか あたしも同じだと思わないで。
あなたの物語とあたしの物語は違う。 それなのにあたしの物語を全部読んだような顔をしないで。
暖かそうな守られた暮らしの中から 投げかける確信に満ちたアドバイスは あなたには有効でもあたしには無効か負担でしかない。
善意も好意も承知。 でも施しも哀れみもいらない。そんなものは欲しくない。 それは 今その場所にいるあなたの自己満足でしょう?
こんなにボロボロになっているのに それでも 意固地なプライド 好意を無にする愚かなプライドをかざすのかと 言われたとしても それでも。
これは あたしの物語。 これは あたしの譲れないプライド。
わかりきったアドバイスなんて百万回もいろんなヒトから聞いた。 でもアドバイスなんかでは今の現状は解決できない。 自己満足で差し伸べられた手は申し訳ないけど借りたくない。
あたしは身勝手で意固地なエゴイストです。
でも あたしはそれでは救われない。 救われたフリなら上手にできるだろうけど。
あたしが欲しいのはそんなものじゃない。
ただ優しく頭を撫でてくれる掌。
頑張ったね って。 でも もういいんだよ って。 もう頑張らなくてもいいんだよ って。
そうして
涙が枯れるほどに泣くことを 許してくれる 思いださせてくれる 腕。
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ゆうなぎ
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