++いつか海へ還るまで++

雨が降る 代わりに泣いて いるように

降り続く雨 降り止まぬ雨


2006年08月09日(水) つれづれ夏にっき

昨日は歯医者の予約日だったので子供達も一緒に行って来た。

まだ 当分 通い続けないといけないようだけれども
歯茎の状態も少しずつ良くなっていっていますよ と
先生に言われて ホッとした。

こちらの先生のことは子供達も大好き。
本当に穏やかで威圧感の無い方。自然体。
でも しっかり丁寧な仕事(治療)をされる。
きちんとした説明も細やかにしてくださるので信頼感がある。

不思議なもので先生の雰囲気はこの病院のスタッフの方々にも
しっかりと浸透していて だから わたしでも自分のペースで
続けて通うことができている。




しかし この日は体調が朝からあまり良くなかった。
歯医者さんから帰ってくるまでは何とか・・だったのだけど
帰ってきたらどうにも気分が悪くてだるくて。
汗ばんだ服を着替えるのが精一杯でそのまま寝込んでしまった。



それから仄暗いような細切れの夢。
目を覚ましてはまた引き込まれる。
熱っぽい身体に 生汗。
とにかく全身が鉛みたいで。

ふと あ もしかして・・と思ったら
そうだった。

オンナノコノヒ


元々わたしは昔からこの時期 かなり体調が悪くなる。
貧血が酷く何度も授業中倒れたりでまわりにも心配をかけた。
漢方薬を飲んでいた時期もあるし
病院にかかっていた時期もある。

子供を産んでからはそれでも少し落ち着いてきていたので
体質が変わってくれたのかな・・と思っていたんだけど。

大きなことがあると体質は変化するのかもしれない。
自分自身の大病もしたし その後はかなり色々あったから。

加えて歳もそういう歳になってきたし。
仕方ないといえば仕方ないんだろうな。

自分のココロともカラダとも何とか上手く付き合っていくしかない。






またお盆が近づく。


たら れば は厳禁だって思うけど
でも
やっぱりお盆は お盆休みとか帰省だとか
そんなイメージのもので せめてもう少しの間でも
あって欲しかった。



仏壇が当たり前のように其処にあって。

掃除をしてお供えを買ってきて

盆提灯を出してお迎えの準備をする。



これが現実。

なのにまだ何処か遠い世界のことのようで
あれからこんなに年月を繰り返し越してきたというのに。



自分が30代で喪主を務めるなんて考えもしなかったし
ましてや 未亡人なんて呼ばれることになるなんてことは
想像すらしてなかった。あの夢と希望で満ちていた頃には。


望んでいたものは 本当にささやかな温もりだった。
愛するひとと子供たちと一緒に手を繋いで。


皮肉なものだな と思う。

でも そんなものなのかもしれないな と思う。


カミサマは時に残酷で気まぐれだから
こういう運命の悪戯を仕掛ける。




所詮 わたしは 
独りで生きていくことを決められていたということだろう。
それだけのことなんだろう。


全てが不幸せなんて言わないし 認めたくも無い。

わたしには(いずれ巣立っていくにしても)子供達もいるし
かけがえのない大切な人達もいる。

この人生だったから出逢えた貴重な出逢いもある。


100%の幸せが無いように
100%の不幸せも また 無いと信じる。

今 この瞬間 息をしている以上
それは誰が何と言おうと
生きているという奇跡の重さ。
それだけは 絶対の平等。 


そんなの詭弁かもしれない。

キツイものはキツイし
苦しいことは苦しい
絶望はそんな簡単に希望に変わりゃしない。

そんなこと 承知 承知 承知。



でも 詭弁でもやっぱり酷いほどの真実なんだ。

今 生きている ってことの重み。



それを認めて
そこから始める。

認めることシンドイけど
そういってるあたしだって
逃げ出したくてウズウズなんだけど。



失くすことの痛みと埋まることの無い空洞を知っているから
尚更 キミがきみが貴方があなたが
今 この瞬間 生きていてくれるのが ウレシイ。
其処にいてくれることに 心から アリガトウ。







蝉の声 いちだんと激しく大きく



夏の朝が
またこうして始まる。








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                               ゆうなぎ


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