真ん中の子は朝が弱い。
元々虚弱体質で病気もよくしていたし 少し低血圧気味というか・・・ それもあったので朝の調子の悪さも 精神的なことだけじゃなく原因があるんだろうかと 総合病院の小児科で一通り検査してもらったことがある。
結果はやっぱりかなり高いアレルギー値が出て お医者様からもこれだけ高い値がでているし 他の検査結果からみても 本人がきつがるのも無理ないですねと言われた。
だから ガッコウイキタクナイ が出てくるときは それも関係してるんだと思う。 頑張りすぎた後 張り切りすぎた後 それに精神的な不安感とか寂しさが加わった時に それは出やすくなる。
ただ だからといって そのたびに無条件に休んでいいよ では やっぱりダメだと思うんだ。 時にはどれだけしんどくても頑張ることだって これからの人生には必要なことだと思うから。
その日も朝 起きれなくて きつそうだった。 でも熱を測ってみても熱は無い。 だから 今回はかなり厳しく言って強引に起こして 急きたてた。 それでも もう遅刻確実な時間。
本人は何とか休めるかなと思ったかもしれないけど わたしはそこで 「休むなら休むと自分で学校に電話をしなさい。 遅刻してでも行こうと思うならちゃんと自分でそれも電話して 先生に伝えなさい」と言った。
今までそんなことを言ったことは無かったから 子供もびっくりしていたようだったけど さすがにわたしの迫力に自分で電話をして遅刻することを 伝えていた。
ノロノロとだけどもコートを着て 食欲無いというので 牛乳だけでも飲ませて 靴履いて 元気ない声「いってきます・・」
わざとこっちは元気な声で「いってらっしゃい!」 で 「ちょっとお待ち」 って呼び止めて 頑張れるオマジナイのチュゥ
少しだけ笑顔。 足はそれでも重そうだったけども。
玄関を閉めて送り出したら 窓に直行。 見えなくなるまで小さな後姿を見送る。
それから大急ぎで学校に電話。 先生に今家を出たことを伝えて 朝の様子を伝えてお願いする。
これは子供には知らせないけど 影のフォロー。
何気なく食卓のテーブル見たら 丸められた小さな紙切れがある。 ゴミかな?って思って捨てようとしたけど その前に 大事なものだといけないから 確認。
”おかあさんへ
今日はいっしょにいたかった”
名前が書いてあって 多分言えなかったメッセージ。
いじらしくていとおしくて。 そうだね、お母ちゃんも一緒にいたいと思うんだよ。 でも でもね 今日はそれしちゃダメだって思ったの。
いつも無理しろとか頑張れとか言うつもりないんだよ。 だけど いつも逃げてばかりで良いわけでもないとお母ちゃんは思う。
今日は頑張らないといけない日だったからね。
そわそわしながら帰りを待って どうだったろうって心配していたら 元気な声で 「ただいま〜!!」
そうして照れくさそうに 「あれ 読んだ?」
うん読んだよ って答えたら 「でもお母さんが言う通りに学校に行って良かった」 って えへへ と笑った。
「今から 遊びに行ってくるね〜!」 だって。 まったく お母ちゃんはこんなにウルウルしてたのにさ!
でも良かったよ。
子育ては迷いばかり。 だけど やっぱりこんなお母ちゃんなりにでも 伝えておきたいことはある。
へたくそな字で書かれた紙切れメッセージは 未だ捨てられずに こっそりと
お母ちゃんの秘密の宝箱に
しまいこまれている。
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ゆうなぎ
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