わからなくなったことが沢山ある。 いいや 今までだってわかっていたわけじゃない。
それでも
そんなつもりでなくても そんなふうに受け取られることがあるんだということ。 そんなつもりではなくても 細心の注意をはらっていたつもりでも この不器用な不恰好なゴジラの指は爪は 知らずにでもやっぱりひとを 大切なひとさえも 傷つけてしまうのだ・・ということ。
それを思い知った。改めて。
昔 観た映画に「シザーハンズ」というのがあった。
両手がハサミのままの時に作った博士が亡くなってしまった 人造人間の青年。
大切なひとを抱きしめたくても抱きしめるとその大切なひとを 傷つけてしまう。だからいくら愛していても彼は彼女を 永遠に抱きしめることができない・・・。 そんなどこかおかしくも哀しいお話。
思い出していた。
繊細な優しい柔らかな指が欲しい。
泣きそうな 泣きそうな気持ちで そう 思った。
そう 願っていた
わたし。
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ゆうなぎ
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