++いつか海へ還るまで++

雨が降る 代わりに泣いて いるように

降り続く雨 降り止まぬ雨


2006年01月10日(火) この線からムコウ

咳が思い出したようにまたぶり返してきてシンドイ。
頭痛まで加わって余計に気持ちが沈む。


わかりきっていたはずのことを改めて思い知る。
アタリマエで無理もないことだと
とうに諦めていることのはずでもそれはやっぱりセツナイ。
いや セツナイというよりも

ああ・・

と。

ただ静かに俯くような。
自分への苦笑。

馬鹿だなぁ・・

と。


それでなくとも遠く離れた場所にいるKに
未婚で勿論子供もいないKに
わたしの現実とか問題とかを
もっと理解して察して欲しいと思う方が無理というものだろう。

見せない部分。見せてもどうしようもない部分を
例えば話しても知らせたとしても
その現実を生きるモノでないと
実感が無いのが当然のこと。


Kは其処で生きていて
わたしは此処で生きている

間には線が引かれている。
Kはわたしの手を握ってくれているけど その線ごしに で
線を踏み越えてこちらにはこないし
わたしも手は離せなくてもその線を越えるつもりはない。

それが変わらない動かない続く現実。


ただ

それを承知でいても
悪気などこれっぽっちもなく
むしろ好意で言ってくれているKの言葉に
わたしは苛立ちと虚しさを感じてしまう時があるんだ。


 そんな悠長な余裕は無いんだよ。
 わたしの心身の状態はあなたが考えているよりも
 ずっと良くないし
 母子家庭として色々なものを一人背負い生きる暮らしは厳しい。
 あなたの前で泣かなくなったのは
 わたしがそれだけ追い詰められているってことだってことを・・
 こと・を・・・・・・・・・・・・・・・・・・。


それを言ってどうなる?
どうしようもないことは世の中にアタリマエに転がっている。

Kは休憩所としてそこにいてくれているひと。
わかりきっているどうしようもないことを
伝えても理解できないだろうしお互い辛くなるだけ。
繰り返して そして だから 諦めたんじゃないか わたしは。

なのに今更。


Kは何かに気がついたように心配そうなメールと電話をくれる。
申し訳ないと思いつつ 
でも見ている場所が違うから寂しさは消えない。



わたしの周りには越えられない線がひかれている。
細い線なのにそれは不思議と透明な壁のようで
誰も入ってこれない。


この線を飛び越えて
この透明な壁を壊して
誰かが此処から連れ出してくれることを
密かに夢想する。

入れないんじゃなくて出れなかっただけだろう?と
力ずくで抱えあげて奪い去っていかれることを
それほど欲しがってもらえることを
どこかで切望していた。

そんなことは絶対に無いと知りつつ。



わたしは一人でこの道を歩いていくニンゲン。
ずっと一人でこの道を歩いていくニンゲン。

それでいいんだと決めたはずなのに

時々
無性に
ココロが疼いて

ほんの些細なことなのに
ココロが俯く


ひとり
という言葉が

胸に沁みて

イタイ。






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                               ゆうなぎ






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