いつからだろうか 呑み込んでばかりいたら吐き出せなくなった。
ホントウの言葉は胸の中に沈んだままで 其処にいるワタシの口から出てくる声は ニセモノの薄っぺらな穏やかさに包まれている。
文字にすること。書くことを覚えた。 声を出さなくても此処では話せた。 ぽつり ぽつり たどたどしく だけど 自分のホントウの言葉で。 此処ではまだちいさなちいさなわたしが生きてる。
呑みこみ続けることに慣れると 吐き出すことの方が難しい。 吐き出す恐怖よりも呑みこむ苦しさの方を選ぶ。 臆病な馬鹿な選択。でもこの身にもう染み付いて。
正しさとマチガイがぐるぐる回る。 迷ってばかりだ。 普通に線が引けない。当然とか常識とか それできちんと割り切れるヒトが普通なんだろうけれど でも普通って何だろう。 迷いなく線が引けることが正しいってことなら わたしはやっぱりどこか壊れてる。 違和感が消えない。
泣き出したいような心細さ それでも意固地なほどの 譲れない感情。
助けてと渇望して。 助けなんてこないと絶望して でも 諦めきれない胸に秘めた願い。
生きてる。 生きる。 生きて やるんだ。 生き ろ。
のた打ち回っても どんなに矛盾してて どんなにみっともなくても
それでも
それでも。
---------------------------------------------------------
ゆうなぎ
|