++いつか海へ還るまで++

雨が降る 代わりに泣いて いるように

降り続く雨 降り止まぬ雨


2005年08月24日(水) あれから

あれから 

子供の熱は下がって安定してきた。
もう昨日の夜中から熱さまし飲ませなくてだいぶ経つから
大丈夫だろうと思う。
食欲も出てきて下痢も止まってきて食べたいっていうのを
我慢させるのと大人しく寝かせておくのが大変なくらいに
なってきた。もちろん安静に。油断は禁物だけどやっと安心。
白かゆに梅干 デザートに すりリンゴ。食べさせて薬飲ませて。
「お腹は?」
「うん! もう痛くない^^」って
返事にホッとする。


あれから

病院から戻ったわたしは半分パニックだった。
子供寝かしつけながら ぶつけ様のない苛立ちと不安と
荒れ狂う爆発しそうな感情。
なんで?なんで?なんで?
こんなささやかな休みさえ わたしにはスムーズには貰えないの?
酷い鬱状態と深い絶望感。

衝動が止まらなくて情けないことに感情が制御できなくなった。
気がつくと自分で自分の頭 拳で何度も殴ってた。
完全にパニック状態。ヒステリー状態になってしまって。
壁にも打ち付けたけど かろうじて残ってた理性の欠片が
人様に迷惑かけるから止めろって指令出して。
でも気持ちは治まらなくて子供の机にガンガン頭打ち付けたりしてしまった。

死に対してあれほどの拒否感があるわたしが 
飛び降りたら逃げだせるだろうかとか
何ていうんだろう
本当に衝動としかいいようのないような
どうしようもない身の置き所のなさ みたいなもの。
全てが もう耐えられないって思った。

ああ 命を絶つというよりももがいて足掻いた錯乱した足を踏み外すように。
こんなふうな時に人は闘いを挑むような苛立ちでもって
飛んでしまうんだろうな と。


もう感情なんて麻痺してた麻痺させることに成功してたはずなのに
堰が切れたみたいに涙があとからあとから流れて
久しぶりに ほんとうに久しぶりに 泣いた。
なんでよ?なんでよ?って呪文みたいな呟き繰り返して。
子供にすまないって思いながらも見せちゃいけない姿だって
知りつつも 感情の暴走が止まらなかった。

泣きながら
 
寝てる子供見てたら また堪らなく切なくなった。
こんなお母ちゃんでごめんね って思った。
どうしてこんなに弱虫なんだろう・・・お母ちゃんは・・
そう思うと また涙があとからあとから溢れ出た。

バカみたいに ただただ 泣いた。
寝てる子供の髪を撫でながら
オデコくっつけて。 頬に頬つけて。
ごめんね。ごめんね って添い寝しながら泣いた。

子供 目を覚まして(当たり前だよね)
それでも泣き止められなかった。最後はもう声あげて泣いてて。
そしたら
まだ熱っぽい手がヨシヨシって何も言わずに頭撫でてくれた。
小さな腕が精一杯ぎゅうううって背中に手回して抱きしめてくれた。

ダメなお母ちゃんです。
情けないお母ちゃんです。

それでも きみはそうやって心配してくれるんだね。
そんなチビスケの癖に。いっちょうまえの顔してさ・・。

ありがとね。
ありがとね。

・・・ごめんね。


いつの間にか泣き寝入りしていた。
心配してくれていた誰かさんが そっとタオルケットかけてくれてた。

「お母さんはいつだって一生懸命頑張ってくれてるんだから お母さんも
たまには休ませてあげなきゃ」ってちっちゃな話し声が遠くで聴こえて
また涙がこぼれそうになって慌てて目をつぶって寝たふりした。


土日 何とかKに逢えそうだ。
まだまだ油断はできないし不安はギリギリまであるけれど。

逢いたい。


あたしは間違っても良い母親とはいえないって自覚してる。
人間としても脆すぎるし一旦パニックになってしまうと制御するまでに
時間がかかるし そのかかる時間はどんどん長くなっていってしまってる。

それがわかるから今日 やっぱり薬を増やした方が
いいんじゃないだろうかって考えたりもした。
もっと麻痺させなきゃ 最近いよいよ抑えが効かなくなって
きてるんじゃないか って。
でも やっぱり そうなると一気に依存に走るのは目に見えてるって
思った。

一旦決壊してしまった堤防は驚くほど脆くなる。
だから 踏みとどまるならやっぱり此処なんだ・・。


逢いたい。


そう 休ませてくださいカミサマ。
そしたらまた2ヶ月頑張れる。

頑張ってみせる。
この細い今にも切れそうなロープの綱渡りでも。

このまま 子供が落ち着けば実家へ明日には行ける。
そうしてKに逢いにいける。


カミサマ
カミサマ
カミサマ

甘えでも弱虫でも何でもかまわない。
卑怯でも逃げでも最低でも もういい。
それでも どうか まだ あたしを壊さないで。

カミサマ
カミサマ
カミサマ

他に呼べる名前を知りません。

あたしに今できるのは願うことだけです。
あたしに今できるのは祈ることだけです。


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                               ゆうなぎ


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