通院日。
いつものように でもちょっと早めに病院に着いて。 いつものように名前を呼ばれて診察室に入って。 様子を聞かれて 最近のストレス状況とか今の精神的な状態とかを 答える。
ストレス状況は先生も言われていたけどどうしようもないもの。 環境を変えることは無理だから。
だけど 先生にも話したけど少なくとも感情の振り幅が極端じゃ なくなった。これは今のわたしには良い事だと思うし これで 日常生活 保ててる。 以前は とにかく落ち込みの深さが凄かったし ギリギリの不安定さで 常に揺れていた。壊れる一歩手前のわたしを救ってくれているのは 安定剤であるし抗鬱剤だ。
わたしとしての わたしの感情 は薄い膜で包まれていて それが わたしには哀しくもあるけど それでも今 生きていく為に それは必要なことだと納得するしかない。
転院することになった。 今の先生も良く知ってらっしゃる今の病院のすぐ近くの 心療内科・精神科の専門クリニックへ。 紹介状を書いてくださったので 電話してそれを持って 行けばいいとのこと。
「転院しても提携病院であるし いつでも何かあればこちらに来られて かまわないですからね。良い先生ですし安心されてください。」 との先生のお言葉。 こう言って貰えるのは有難い。
不安がないといえば嘘になるけれど(新しい場所へいくのは すごく 怖いし身体が震えてしまう。言葉に詰まる。) でも 少し落ち着いたら まず勇気をだして予約電話をして 行ってみようと思う。
すぐは ダメだ。 動けない。
外出した後、気の張る他人と会った後、会合への出席、 来客・・・ストレスのかかる状況の 翌日は特にものすごく心身ともに辛い。
そんな時に限ってまた続けて色々あったりするから (そういえば 明日も亡夫関係のお客様あり) 緊張感とストレスがなかなか解けずに その後 数日 情けないが ほとんど最低限の家事以外は寝込むような 状態になってしまう。
とにかく 薬飲んで頑張る。 何とかする。ずれかかった仮面でも付ける。スマイル。
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それでも
人生って不思議なもので やっぱり悪いことばかりじゃない。
どれだけ どん底にいたりしても
いや 何もかもが ほんとに真っ暗闇に見える時には そんな言葉も 確かに虚しいんだけれど
それでも それでも ちょっとだけ ほんの一筋だけ 光が射した一瞬に小さな芽を出した 双葉を見つける時もあるし
暗闇の中で ほんとに偶然に でも 暖かい指先に触れることがあったりして
どんなにささやかなものでも幸福の種はあって。
それは暗闇にいなければ見逃すような仄かなヒカリだったりして。
笑顔の仮面 でも いつか それが本当のココロからの笑顔に なることがあるかもしれない。
それが 明日 というものの可能性。 それだけは 誰にも絶対に 否定できないコト だ って。
だから さ
笑おう。 笑いたいじゃん。 笑ってたいじゃん ってね
思うんだ。
***
うん。
そう。 信じる。
わたしも。
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