++いつか海へ還るまで++

雨が降る 代わりに泣いて いるように

降り続く雨 降り止まぬ雨


2005年04月09日(土) 疾走

忙しい時っていうのは 多分こんなものなんだろう。
母子家庭の常で何もかも一人でやらなければならないのは
当たり前 いつものことだとはいえ・・
許容範囲を越えるくらいにまさに身体がいくつか欲しい状態で。

でも その方が色々考えなくていいといえばいいんだ。
薬飲んでれば(完全依存だが)とにかく何とかでもこうして動ける。

そうでなきゃ困るんだ。動けないじゃ困る。子供がいるんだから。
否応無し。まず生きるために。

いや それでも薬飲めばこうして何とかでも動けるんだから
わたしなんてまだきっと楽な方なんだろう。

それすら できずに苦しんで苦しんで葛藤してそれでも
頑張ろうとしてる人。
考えるからいろんなことを周りの人のことを だから辛くなって
辛くなってそれでもなんとかしたくて もがいてる人。
自分を傷つけることでしか 保つことができないほどの痛み、
心の傷の深さ。

優しすぎるひとの方が辛い想いをしてる この世界の哀しい矛盾。

こんな言葉すら ああ 安っぽく上滑りしてしまうだけだけれど。

走り続けている 止まればダメになりそうな気がして。
休むことが怖くなっている
そこから 二度と動けなくなりそうで。

抱え続けている寂しさに また 

気づいてしまいそうで。

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オネガイ

ワタシヲ ミテ
ワタシヲ アイシテ
ワタシニ キヅイテ 



そう心で血の涙を流しながら叫んでいる
あなたの気持ちが
痛いほどわかる気がしています。

俯いて
言葉を失って
それでも声にならない声で

叫び続けている
あなたの心が
わたしには聴こえる気がします。

埋まらない心にぽっかりと空いた穴を

諦めながら
諦めながら
それでも

何処かで どこかで

それが 
救いという名の奇跡でも。



もうひとりのわたしへ
もうひとりのあなたから


声を。


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ゆうなぎ [MAIL]

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