急にお通夜に出席する事に、なった。
旦那のお父さんのお姉さんの旦那さんのお母さん、のお通夜
・・・・俺、血縁遠すぎじゃね?
てゆうか、もはや血縁では、ない。
それも旦那ですら。ご近所さんよりも、遠い関係。会った事も勿論無いし。
本来なら、旦那も欠席しても構わないはずなのだが、出席命令が下った
勿論、人として出席するに越した事はないので、快諾。
旦那には『晃は行かなくても大丈夫だと思うから。』と言われていたが
今までの経験上、駆り出されそうな予感がプンプンがしていたので
訃報を聞いた翌朝には喪服を買いに走ってた俺様。
てゆうか、
太った為、持ってた喪服が入らなくなってた、罠。そして、案の定嫁のワタシも駆り出される羽目に。喪服を買いに行ってた俺、偉い!賢い!大当たり!
もぅ自画自賛だよね。てゆうか、旦那が甘いよね、自分の親が言い出しそうな事くらい
嫁のワタシよりも解ってなくちゃいけないのに、甘いんだよっ、このがっ!
でもさ、100歩譲って旦那はいいよ。出席しなさい。
だけど、ぶっちゃけ俺はどうなの?欠席でいいんじゃないの?心の中で超叫んだよ。
薄情でごめんなさい。でも実感沸かないんだよ、会った事すらないから。
どういう立ち位置で居たらいいのだろう・・・。
赤い爪じゃまずいので、急いで変更、黒色。
深読みすると、お義父さんが都合悪くて、お通夜には出られないらしいので
その代わりに長男の旦那が、お義父さんの代わりを兼ねて出席する意味合いもあるっぽい。
『代わりに仁義通して来い。』と仰せつかったらしいので。
あぁ・・・長男・・・かぁ・・・大変だなぁ・・・
そもそも義理とか、人情、仁義とかを、特に大切に考えている旦那の実家。
旦那も昔から、おばあちゃんに『仁義だけはちゃんと通せ。』と口うるさく言われて育ったらしい。
全ての段取りが決まった後、旦那が言った。
『長男の嫁で面倒かけるけどごめんな。』
・・・・
全く、先が思いやられます。えぇ。そして『兄貴が居たら良かったのに、と思うよね。』と続けた。
うーん、でもまぁ
長男だと解ってて結婚した訳だから、謝る必要はないと思う。
『大変だけど、貴方の家族を大切にしてる事をちゃんと解っててくれるなら、まぁそれでいいや。』
此れが、本音、かな。
旦那の実家には尽くしているつもりでいるし、大切に思っている。
でも、其れを解ってくれてないのなら、ワタシの努力する理由はなくなる。