ラヴ*パスポート



葉月アキラ、自由に生きてきた。色んな恋を、した。
やっと腹を括ったその先は、長男の、嫁。
騙したり騙されたりの日々から抜け出したワタシだけれど、果たして頑張れるのか?

結婚5年目に入った2013年12月、不妊治療の末、娘を授かりました。

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2009年05月28日(木)  ©  そんな風に、思う。


昔、ホントに好きだった人と別れて、死んで仕舞いたいって
死んで仕舞うかもって思う事が、あったのだけれど
お世話になったのは、病院であったり、両親であったり、友人であったり
でも、やっぱり偉大なのは時間、だなぁと
5年、6年の歳月が、いつしか彼を忘れさせてくれた。
もう、人を好きになれないとか、そんな事も思った訳だけれど
好きになれる、もので。

其の時から、どんなに其の時辛くても、絶対耐えられる様になってるんだ、と
一時的には、死んじゃいたいかもしれないし、如何しようも無い程悲しいだろうけれど
其れでも、いつか忘れられるし、そしてまた人を好きになれる
そんな風に思える様に、なって。

悲しい結末を迎えた恋があっても、昔の様にあんな風には思い続ける事は、無くなった。

あの時は若かったなぁ、とか
年を取ったんだね、とか
色んな事を学んだね、とか言える様に、なって。

今回の別れも、そぅ。
別れる1ヶ月前と1ヶ月後は、廃人の様な生活を確かに送って、いた。
御飯も食べられないし、眠れなかった。
彼と一緒に過ごしたベッドに入れなくて
毎日、外に出る事もなく、1日中こたつの中で過ごした。
何かをしていなくちゃ、彼の事ばかり考えるから
テレビを録画しまくって、延々眺め
読み終わってる本や漫画を、繰り返し繰り返し読んだ。
兎に角、1日1日を何とか消化するので精一杯、だった。

結局、実家に戻るまで、ワタシがベッドに入る事は、無かった。

だけど、実家に帰って2、3ヶ月が過ぎる頃には、忘れられていて
あんなに好きだったのになぁ、と
我ながら、不思議だった。



だから、きっとワタシはまた人を好きになる。
早く、恋がしたい、なぁ。

そんな風に、思う。




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