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2009年05月28日(木) ©
そんな風に、思う。
昔、ホントに好きだった人と別れて、死んで仕舞いたいって
死んで仕舞うかもって思う事が、あったのだけれど
お世話になったのは、病院であったり、両親であったり、友人であったり
でも、やっぱり偉大なのは時間、だなぁと
5年、6年の歳月が、いつしか彼を忘れさせてくれた。
もう、人を好きになれないとか、そんな事も思った訳だけれど
好きになれる、もので。
其の時から、どんなに其の時辛くても、絶対耐えられる様になってるんだ、と
一時的には、死んじゃいたいかもしれないし、如何しようも無い程悲しいだろうけれど
其れでも、いつか忘れられるし、そしてまた人を好きになれる
そんな風に思える様に、なって。
悲しい結末を迎えた恋があっても、昔の様にあんな風には思い続ける事は、無くなった。
あの時は若かったなぁ、とか
年を取ったんだね、とか
色んな事を学んだね、とか言える様に、なって。
今回の別れも、そぅ。
別れる1ヶ月前と1ヶ月後は、廃人の様な生活を確かに送って、いた。
御飯も食べられないし、眠れなかった。
彼と一緒に過ごしたベッドに入れなくて
毎日、外に出る事もなく、1日中こたつの中で過ごした。
何かをしていなくちゃ、彼の事ばかり考えるから
テレビを録画しまくって、延々眺め
読み終わってる本や漫画を、繰り返し繰り返し読んだ。
兎に角、1日1日を何とか消化するので精一杯、だった。
結局、実家に戻るまで、ワタシがベッドに入る事は、無かった。
だけど、実家に帰って2、3ヶ月が過ぎる頃には、忘れられていて
あんなに好きだったのになぁ、と
我ながら、不思議だった。