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2009年05月24日(日) ©
心に引っ掛かってた、モノ。
『今更ごめん、まだ起きてる?』
4月の終わり、汗マークの入りの夜中1時のメール。
『起きてるけど、どうしたの?』
幾分素っ気無いワタシの、返信。
『元気かなぁ・・・と思って。』
『あぁ、全然元気だよ。』
何だかなぁ・・・と思いながら、やり取りを、した。
『今、電話出来る?』
相変わらず、実際の口調とはかけ離れた可愛い絵文字入りのメール。
『あぁ、いいけど。』
相変わらず素っ気無い返信の、ワタシ。
『あぁ って何だよ。迷惑か?』
『別に構わないよ。』
数秒後、電話が鳴った
着信音は、もぅあの曲では、無い。
けれど
至って円満に別れたワタシ達は
別れる時、お互いのアドレス等は消さないと言い合っていた。
そして、お互い其の通り、何の気持ちもなく残しておいた、のだろう
数ヶ月の間、見る事も無かったお互いの、名前、番号、を。
久し振りに鳴ったワタシの携帯のサブディスプレイには
相変わらず、あの人のフルネームが写し出されて、居た。
明るく電話を取ったワタシ、と
幾分元気の無い、あの人。
明るく元気なワタシに、少し驚いた様子だった
彼は、ワタシが引き摺っていると思っていたのだろうか
其れを、願っていたのだろう、か?