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2007年11月24日(土) ©
奇 跡 。
暫く忙しい日々を過ごして居ました、晃です。あぁ。
純がホストの彼氏と上手く行ってなくて荒れてたり
其れに付き合って飲みに出たり、と仕事が終わっても真っ直ぐ帰る事が少なかった。
更にマウが入院したので、先週の日曜日にヒナと一緒にお見舞いに隣県まで出向く予定だったけれど
前日から、晃邸に宿泊する筈だった泰ちゃんは、いつも通り車の中で寝てて
朝、ワタシが出掛ける準備をしてる中、謝りながらやって来た。
そして、『お前の事、可愛いって言う奴が発見したんだよ。』と、笑いながら言った。
そりゃ色んな人が居るんだから、そう言う事を言ってくれる奇特な人も居るわ。
『あぁ、そうなの。』と答えると、『●●って知ってる?』と、男の子の名前を出した。
其れは多分、同じ中学校の人、だと思ったから『中学が一緒だったかも。』と答えると
『葉月晃って知ってる?って聞いたら、あぁ、□□と付き合ってた子だろって言ってた。』
また、昔の彼氏の名前が出るのかよ。
てゆうか、本当に色んな人が知ってるなぁ。汗。田舎だなぁ・・嫌だなぁ。
『あぁ、そう。ホントみんなが知ってるのね。』と素っ気無く答えたら
『俺の彼女って言っておいたけど、まずかった?』と彼。
あのー、ワタシ達、別れてるんですけども?
『まずかったなら、訂正しておくけど?』と言うので
『別に構わないよ。』と答えておいた。
此の人の真意が解らない。
自分の知り合いに、ワタシの事を知っているか聞く彼
そして其の大抵の人は、ワタシを知っている現実。
彼は、そんなワタシを手元に置いておく事に優越感でも感じて居るのだろうか
そんな事を考えながらお化粧をしていたら、泰ちゃんが発作を起こして苦しみ出したので
焦ったワタシは、ヒナとの待ち合わせを急遽キャンセル。
家に残って、其の日は泰ちゃんと過ごした。
心臓が弱い泰ちゃんの発作を目の当たりにするのは初めてで
震えて苦しそうに呻く彼を、只、ただ、見ている事しか出来なかった。
どれ位経ったのだろう・・・発作も治まり、昼食を取りに2人で出掛けた。
・・・・2人で御飯を食べるのは、此の数ヶ月一緒に居るけれど2回目。
御飯を食べて、洋服屋さんに出掛けて、車のパーツを買いに行って・・・
何だか、デートみたいで不思議な感じだった。
いや、デートなんだろうけれど、ね。
夕方少し自宅に帰った泰ちゃんは、また夜にやって来て
一緒に、夕食を取りにタクシーで出掛けた。
奇跡が起きたのは、其の食事の最中。
最近ワタシが、続けてホストに行っている事を知っている泰ちゃん
尤も其れは、純に付き合って行っているのだけれど
それ以来、何かにつけて其のホストクラブの話を持ち出す彼。
単純に、気に入らないの、だろう。
でもワタシは、彼が何処で何をしようと、彼の自由だと思って居るし
ワタシが、誰と何をしようがワタシの自由だと思って居る。
其れは、彼にも言ってある。自由に、したい事をすればいい、と。
お鮨屋さんに出向き、お酒を飲みながら話をしていたら