ラヴ*パスポート



葉月アキラ、自由に生きてきた。色んな恋を、した。
やっと腹を括ったその先は、長男の、嫁。
騙したり騙されたりの日々から抜け出したワタシだけれど、果たして頑張れるのか?

結婚5年目に入った2013年12月、不妊治療の末、娘を授かりました。

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2007年10月13日(土)  ©  着信の多い、1日、だった。


今朝の6時頃に晃邸から帰った泰ちゃん
テーブルを見ると、携帯をお忘れになって居ました。

発着信履歴やメールを、見てやろうかとも思ったが、やっぱり良心が咎めた
其れは、人としてしてはいけない事だと、ワタシは思っている、から。

そして、見たら絶対嫌な思いをするだろう、と予想もつく
世の中には、知らない方が良い事、と言うものが、沢山在るのだと、大人になって知った。

まぁ、そんな訳でまた寝ようと思って歯磨きをしていたら
6時半位にドタドタと音がして
『商売道具忘れたー。』と、泰ちゃんがやって来た。

ハグして、キスして『行ってらっしゃい。』と彼を見送り
再度ベッドに入った7時過ぎ、携帯が鳴る。


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解らねぇから!と言うワタシに、只管優しく説明する泰ちゃん。
えーっと・・・車で1時間半以上掛かる所を説明されましても。汗。

『行かないよ。てゆうか、何で買って行かなかった訳?』
『冷めるやん。』
『・・・・パンでいいやん、取り合えず。』
『いいから、来て。』

其処でキャッチが入り、一時中断
30分後に、また携帯が鳴って居ましたが、無視して寝てみました。

そして、お昼過ぎの着信で
『お前、爆睡してたやろ。』
『ちょっと、うとうとしてたみたいやね。』


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と言うと『そうかー。』と納得?してましたけど

ワタシ
貴方だけには、そんな事言われたく無いんですけどっ!?

そして、夕方も携帯が鳴って居たのは気付いてたけど
忙しくて掛け直さなかった、ワタシ。

すると開店前に、また鳴った。
『あいよー。』
『お前な、携帯鳴らしてただろ、掛け直せよ。』

・・・・大した用事じゃ無いと思ったんだよね。えへっ。

ワタシ達の電話は、彼の仕事の用件で入るキャッチによって、よく中断される。
彼は、其の都度『キャッチだから、また掛けるわ。』と切り、本当に掛けて来る。

ワタシには、そんな事、出来ない。
だから、彼のそう言う処は、本当に尊敬、してる。

そう言う処、はね。



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