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2007年09月28日(金) ©
長い夜、に打たれた・・・ピリ、オド。
長い夜の半分が過ぎた、頃
ワタシと有坂さんは港近くに車を停め、話をして居た。
晃邸にてビールを1本飲んで居た有坂さん、ドライブ前に
”お前、今警察に止められたらヤバイんですけど?”と笑った。
『ワタシが運転してあげるよ。』軽く言ってみたけど
よく考えたら、そんな車、運転出来ねぇ・・・すまない。
『車を見られたのかもしれないね。』と、まだ動揺しているワタシに
”晃、ポジティブに考えな、大丈夫だよ。
てゆうか、何を動揺してる訳?もう終わった事でしょ。”と、彼は言った。
そうなのだ終わった事、なのだ。ワタシと泰ちゃんは終わってる、のだ。
『解ってるんだけど、まだ好きなんだろうな・・・。』と言うワタシに
”何でそんな風に思えるのか理解出来ねぇ。”と彼。
案外あっさりしている有坂さん
駄目だと思ったら、気持ちの切り替えが早い。
”次の事を考えないと、時間勿体無いだろ、楽しい事なんていっぱいあるんだから。
しかも万が一、戻ったとしても同じ事になるって解ってるでしょ?”
実に、気持ちの良い位ポジティブな彼
解ってる、戻ったとしても不信感は拭えないし、彼は変わらない。
だけど、そんな風には思え、ないんだ。馬鹿、だから。
一頻り話をして、晃邸に戻った。
すると、有坂さんは”晃、もう寝ようぜ。”と言った。
あ、泊まって行くんですか。
ちょっと驚いたけど、もぅいいや。如何でもいい。