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2005年09月18日(日) ©
降りかかる色んな人の色んな気持ち。
秋クンから聞いて、北川氏の気持ちを知っていたワタシだったけれど
でも、ずっと何処かで”まさかね、ははは”みたいな感じだった。
余りにも近すぎて、余りにもファミリー化してたから
信じたくない気持ちと、此の関係を壊したくない気持ちが交差していた。
出来るなら言わないで居て欲しかったと、言うのは我侭だけれど。
衝撃と軽いショック、明日から如何言う態度で居たらいいのか
誰にも言えない秋クンの事、降りかかった北川氏の気持ち、ヒナとの現実
ワタシのテンションは下がりに下がっていた。
そんなワタシの顔を見てヒナは言った。
『どした?係長補佐に好きとでも言われた?』
・・・・・何故判るんですか
数時間も彼を待たせて居たワタシに、待ってる間
イラつきも寂しさも感じたと話したヒナが言った。
『俺、判ってたよ、北川さんが晃の事好きな事。前に言ったでしょ?
可愛がってるだけにしては行き過ぎだって・・・あの人の態度には行為が出過ぎてたもん。』
『だから、あの人だけには特別強く嫉妬した。
でもね、晃は鈍感で何も感じて無さそうだったから、教えて変に意識されるのが嫌で言わなかった。』
違うよ、違う。
確かに気付かなかったけど、秋クンから言われて知ってたんだよワタシ
だけど、信じなかっただけ、知らない振りをしていただけ。
『そっか。』
そう答えたワタシにヒナは聞いた。
『で、何て答えたの?』