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2005年08月22日(月) ©
如何したいのか、如何すればいいのか。
別れを切り出し、誓約付きではあるものの同意を得たワタシ
翌日、彼の仕事エリアに呼び付けられた。
『会社は・・・そんなに辞めたいなら辞めさせてやる
お前の言ってる事も判るし、な。』
彼は続けた。
『でも、別れるのは無しにしてくれないか?
せめて、会社に居る間は俺の彼女で居て下さい。』
『其れは無理、無理だよ。ワタシが可哀想だから。』
即答、だった。
理由は無茶苦茶だけれど。
『お前が会社を辞める事自体が辛いのに、辞める前の今から別れて
今からこんな辛いのは耐えられない、辞める時の1度で終わらせて欲しい。』
『辞めて、其の時別れて、ワタシに何が残るの?
また離れたくないなぁと思って仕舞ったら如何するの?』
きっと、うん。思わないけれど、ね。
『我侭でも何でもいいから、別れたくない。辛いんだ。』
泣きながら言う彼に、正直戸惑った
余りにも意外、だったから。普段の彼からは想像出来ない姿だったから。
『無理だよ、今の君を彼氏としては見れない
何時だって何をしてても上司、なんだよ。』
『俺はいつだって、彼女だと思って接して来たよ
仕事の話をしてる時も、いつだって。』
其れは其れで問題だと思うのですが・・・。
『決めた事、だから。・・・てゆうかもう戻らなきゃ。』
ワタシが自分の仕事エリアを離れてもう随分経つ
ソロソロ戻らないと、腰を上げようとした。
『まだ、行くな。いいから。』
『いやいやいや、そう言う訳には。』
『俺がいいって言ってるんだから、いいんだ。』
まぁ・・・其れはそうだ。彼が指揮官だから。
てゆうか、物凄い公私混同だね。