ラヴ*パスポート



葉月アキラ、自由に生きてきた。色んな恋を、した。
やっと腹を括ったその先は、長男の、嫁。
騙したり騙されたりの日々から抜け出したワタシだけれど、果たして頑張れるのか?

結婚5年目に入った2013年12月、不妊治療の末、娘を授かりました。

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2005年08月20日(土)  ©  別れても、特別な人には変わりない。


さて、ワタシの気持ちが限界だと言う事で
此れ以上ウロウロしてちゃダメだろ!と、自分に気合を入れた。

ヒナからメールが届くとほんわかする
温かい言葉を貰うと、うふっってなる〔キモイ〕

ワタシは秋クンに残る気持ちより
ヒナに向かう自分の気持ちを優先した。
軽くてごめんなさい。

言わなきゃどっちにもバレないのだけど
気持ちの同時進行は無理なので
てゆうか、何か感じる必要の無い罪悪感を覚えるので
秋クンにお別れを切り出しました。

先の事を考えると不安な事
未来を一緒に見て行ける人と付き合って行きたい事
他の人に目を向けて行きたいと思っている事。

彼は、同意してくれました。仕方なく、ですが。
てゆうか、同意せざるを得ないのですが。

やっぱり、彼に残る気持ちはあって
泣きたくないのに、泣けました。其れは彼も同じ。
秋クンの涙を見るのは何度目でしょうか。其の都度辛い思いに苛まれます。

『今回は、嫌だと言っても、何を言っても意思が固そうだね。』

彼は、ワタシを良く見ていました。
そう、今回は違う。
退社したいとお願いしました。如何しても辞めたいと。
彼は、言いました。

『判った、辞めさせてあげるから、今回は絶対に。
 だけど、今年中は絶対に無理。其処は判って欲しい。』

もう嫌だと、此の会社に居たくない、此の仕事をするのが苦痛なんだと
泣きながら訴えるワタシに、彼はそう言った。

そして、最後に


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ワタシが我侭なのか
彼が我侭なのか、もう判らない。

只彼が、あの彼が頭を下げてワタシにお願いした。

『もし、約束出来ないと言ったら?』
『話は終わらない、俺は折れない。本当は別れるのも嫌なんだ
 お前を見る度に抱き締めたいと思うんだ。約束出来ないなら別れる事に同意出来ない。』

涙が止まらなかった、そして
彼の、気持ちが初めて見えた気がした。

1年・・・長いようで、短かった
神経を尖らせない日は無かった1年間。
幸せで、辛くて、楽しくて、悲しくて。彼が大好きだった。
ありがとうとごめんね、しか出ない。
秋クン、ワタシは幸せだったよ。とても。


続きはまた後日にでも。




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