ラヴ*パスポート



葉月アキラ、自由に生きてきた。色んな恋を、した。
やっと腹を括ったその先は、長男の、嫁。
騙したり騙されたりの日々から抜け出したワタシだけれど、果たして頑張れるのか?

結婚5年目に入った2013年12月、不妊治療の末、娘を授かりました。

$title
2005年06月28日(火)  ©  有り得ない話が確定になった、らしい。


浮上した・・・、浮上したけど若干微妙〔何〕
そんな晃です、あー仕事が過酷。

久し振りに彼と一緒に過ごしました、事の詳細はウラに記録しますけれど
其の中で先日の話が再浮上しました。

北川氏の想い人が俺様だとぉ?

”有り得ない”と言い張るワタシ、に”絶対そうだ”と言い切る秋クン。
話は平行線でした、平行線の筈でした。
が、秋クンは言いました。

『俺は、本人が気付いてるか気付いてないのかは知らないけど
 北川が本当に好きなのはお前って判ってた、な?俺の言った通りだろ?』

何が”な?俺の言った通りだろ?”なんだろうか・・・と思って聞くと

北川氏、ゲロったらしい。

『そろそろ楽にしてやろうかと思って言ったんだ
 北カノが居るのに晃を常に気にしてるとか、お前の行動おかしくないか?って。』

『で?』
『気付いてたらしい、でも俺が前にあいつに”俺はこんな立場だけど
 晃の事がホントに好きなんだ、特別なんだ”って言ってたから言えなかったらしい。』

『まじか。』
『しかも1年ちょっと前かららしいよ、俺と同じ時期からなんじゃん?』
『俺様、其の時期に、何かやらかしましたかね?』素朴な疑問。
『さぁ?で、2人で”俺らはあんな女の何処がいいんだろうな”って言ったら
 ”判りません”って言ってたよ。』

・・・ワタシ良いトコ無し、ですか。

『良いトコ沢山有るでしょう?沢山言っとけよ。』
『はい?何処に?』

そうですね、すみません、ごめんなさい。
貧乳な上、いびきはかくし、性格も悪いです。

『でも、北川は1年以上も黙って見てるなんて初めてだって言ってた。
 流石に”秋サンの事上司としても人間としても尊敬してます
 その尊敬してる人が好きだって言ってる女を好きだとは言えませんでした”
 って言われた時は、苦しかったし何とも言えない気持ちだったけど。』

『なんで?』
『そりゃお前の事は女として好きだけど、北川は同姓としても部下としても好きだから、辛いな。』

『じゃぁ、俺はもう晃を好きじゃ無いって言えば?辛くなくなるよ?』
『そんな嘘は言いたくない。』

↑エンピツ投票ボタン


・・・・・
貴方も相当性格悪いよね。


でもね、北川氏には申し訳無いけど、
そんな事より秋クンの気持ちが嬉しくてとても幸せな夜だった って言ったら
ワタシはやっぱり、ヤな奴、ですよね。
でも、嫌な奴でも何でもいいよ
ワタシは秋クンにだけ愛して貰えれば良い
今は其れだけが望みであり、今は其れがワタシの感じる幸せなのだから。

しかし、世の中には奇特な人が結構居るもんだね。




↑投票ボタンです


© ≪過去 © 未来≫ © 目次 © My追加 © メール © フォトパス © ©