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2005年06月22日(水) ©
見え隠れする、色恋騒動。
北カノから相談を受けた。
職場も家も一緒で24時間2人で居る事がしんどくなった と。
てゆうか2人で居る時間って寝る時だけダロ?と思ったけど。
だって、其の他の時間は何故かワタシも一緒に居るから。
でも、判らなくも無い
彼女もワタシと同じで1人の時間を大切に、有意義に過ごせるタイプだから。
”1人の時間が欲しいんです。”彼女は言った。
いや
1人にして欲しいのはワタシなんですがっ!?ワタシの心の声。
お願い、君達は2人で過ごしなさい。付き合ってるんだから。
今でも2人で過ごしてる時間は少ないと思うのですが?
てゆうか、お前らが常にワタシの家に居るから
俺様は秋クンと連絡取れなくなったし、会えなくなったのですが?
離れて頂きたいのは、マジでワタシだ。
言えないけど〔涙〕
北川氏は北川氏で北カノへの愛情はほぼ無く
北カノは北カノで1人の時間を欲している。
お前らグダグダだよ。
そして北カノは続けた。
”晃さんには言うけど、元彼が忘れられないんです。会いたいと思って仕舞うんです。”
知ってたけど、今まで知らない振りしてましたワタシ
君に切れない男が居るのは知ってましたよ、最初から。
でも、今になってバラさないでっ、隠し通しててっ。
携帯には、違う名前で登録してある事
会って仕舞った事
寝た事
彼女は今までの苦悩をサクリとワタシに話した。
全て知ってた事ばかりだったけどな。
てゆうか、君は話してスッキリしたかもしれないけどワタシは憂鬱だ。
でも、北カノは可愛い、妹みたいに思ってるし、そう接してきた
彼女が裏で何をしてても、北川氏に対し不誠実だったとしても
それは、2人の問題でワタシには関係無いから。
彼女がワタシにそれらを話すと言う事は、彼女に限界が来たのだろう。そう思った。
”距離を置こうと思ってます。”来たよ。やっぱそうなるのかよ。
”思うようにしなさい、出来るフォローはするから。”それしか言えねぇ。
すると彼女は言った。
”別れても、晃さんは今まで通り接して下さい、変わらないで。”
・・・彼女は何か勘違いをしているのかもしれない
ワタシは君を”北川氏の彼女”だから可愛がってきたのでは無く
君が可愛いから、可愛がってただけで・・・。
だから、北川氏と別れたとか距離を置いたからと言って
彼女に対する気持ちも、評価も変わらないよ。
”2人の事なんだから、其れによって君への態度が変わる事は無いよ
ワタシは、北川氏の彼女、の君が可愛い訳じゃ無いのだから。”
北カノは、安心したようにニッコリ笑って”良かったぁ”と言った。
心中はかなり複雑だったけど、当人達の問題ですから口は出せない。
そして、2人は別れた。
其の報告を受けた秋クンは、ワタシに言った。
『最初からこうなるって判ってたから、あれほど言ったのにな。』
『そうだねぇ。』
『あいつは元から好きじゃなかったんだよ、俺には判るんだ。』
確かに、全ては秋クンの予想通りになった
そして北川氏も、秋さんの言う通りだと、其れを認めていた。
『あいつが気付いてるかどうかは判らないけど、好きなのは北カノじゃないんだよ。』
『なんで、判る訳?』
『俺には判るんだ、判ってるんだよ。』