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2005年04月02日(土) ©
過去形になってからしか、貴方に伝えられない。
抜け出せない迷路のようだ
出口は、すぐ其処にいつだって在るのに
其のドアを開けないのは、他ならぬワタシ、なのだ。
彼がとても好きなのです
彼はお薬で言う処、バファリン?みたい。
彼の半分は、優しさや愛情で出来ていて
でも後の半分は、ワタシの立ち入れない何かで出来ている。
『俺、リウを可愛がってるだろ?』彼が言った。
『珍しいね、貴方が部下の男の子を可愛がるなんて。』
そう、リウを可愛がっている彼
彼が男の子を下の名前で呼んで
食事に誘い、遊びに誘う処を初めて見たワタシ。
『俺、良い子は可愛がるよ。』
何て言う彼に
『じゃぁ、もっとワタシを可愛がってよね。』
と、言ってみる。