ラヴ*パスポート



葉月アキラ、自由に生きてきた。色んな恋を、した。
やっと腹を括ったその先は、長男の、嫁。
騙したり騙されたりの日々から抜け出したワタシだけれど、果たして頑張れるのか?

結婚5年目に入った2013年12月、不妊治療の末、娘を授かりました。

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2005年04月02日(土)  ©  過去形になってからしか、貴方に伝えられない。


抜け出せない迷路のようだ
出口は、すぐ其処にいつだって在るのに
其のドアを開けないのは、他ならぬワタシ、なのだ。

彼がとても好きなのです
彼はお薬で言う処、バファリン?みたい。

彼の半分は、優しさや愛情で出来ていて
でも後の半分は、ワタシの立ち入れない何かで出来ている。


『俺、リウを可愛がってるだろ?』彼が言った。
『珍しいね、貴方が部下の男の子を可愛がるなんて。』

そう、リウを可愛がっている彼
彼が男の子を下の名前で呼んで
食事に誘い、遊びに誘う処を初めて見たワタシ。

『俺、良い子は可愛がるよ。』
何て言う彼に

『じゃぁ、もっとワタシを可愛がってよね。』
と、言ってみる。


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貴方は嘘吐きね
貴方が、全てを投げ打って其れを傾けているのは
ワタシでは無いなんて事位、貴方自身が一番良く判っているでしょう。

此処では、確かにそうかもしれないけれど
1歩外に出れば、もう其れはワタシのモノでは無い。

ワタシはいつだって、貴方に其れを傾けて居たかったよ
いつまでもいつまでも貴方だけに注いで居たかったよ
飽きる程、同じ毎日を貴方と繰り返したかった
飽きられる程、貴方に好きって言いたかった。




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