振り幅メモり
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2011年08月18日(木) プーリップカスタム録:1

スピッツの“メモリーズ・カスタム”的な。

ド素人がプーリップのカスタムに挑戦してみました。さて、何をそんなにどうしたっていうのでしょう。早速見てみましょう。



























マオにゃん(笑)(似率3割)



「アリバイ」のPVが大好きで、やっぱりゴテゴテ化粧してるのは見てて楽しいなと思い、なんか忘れられず気付いたらプーリップで再現しようとした、みたいです。

ブライスや他のシリーズより、小生意気そうな眼力はこっちの方が近いだろうということで、プーリップを選びました。

ではド素人の奮闘記を載っけさせていただきます。

大変お世話になったサイト「初心者用プーリップカスタムwiki」
http://wikiwiki.jp/pullip/

【使用した備品】

耐水性紙やすり
リキテックス(メイク用インク)・極細筆
つけまつ毛・ピンセット(100均購入)
Mr.カラーの艶消しスプレー
自分の持ってた化粧品
鉛筆・色鉛筆
アクリル絵の具
デコパーツ用ボンド
ピンクの布
リボン・レース・スパンコール
羊毛フェルト

プーリップ中古素体(ヤフオク購入)
ウィッグ・プーリップ用(ヤフオク購入)
緑色のカスタムアイ(ヤフオク購入)
白シャツ・プーリップ用(ヤフオク購入)
人間用アクセサリーミニハット(ヤフオク購入)

プーリップ素体費別で計5000円〜6000円くらい




まず初心者なので、最初から思いきれる中古品を譲ってもらいました。確か「アリエッタ」だったと思います。テイルズのゲームで好きなキャラだったのでそれだけで決めました。



カスタムwikiにしたがってひたすら頭・目のネジを外すと、こうなります。つけまつ毛を追加したかったので、どうしても目に繋がるまぶたのバネは外さなきゃいけなくなりました。

これはつけまつ毛の位置を確認する時、正面を向かせたままだと非常にまぶたが合わせにくいので、いったんうつむきにして溝にまぶたの棒を合わせてから正面を向かせました。



つけるとどんな感じになるか、根元がぶつかって半目にならないか、まつ毛をまぶたの裏側か表側に付けるかでちゃんと目の枠に収まるか、そんなことを思案してました。



今回は元から裏側につけまつ毛をカスタムしてあったため、表側につけました。ちなみにこのまつ毛は自分が使いきれなくて余らせてた人間用ですが、本当は100均で十分です。



次は、メイクをしやすいように顔面のパーツだけにして、元のメイクを落とすのですが自分は紙ヤスリ(1200番)でひたすら削って、元の皮膚の色と削ったところで見事にまだらな境目が出来て汚くなりました・・・。

やはりwiki通り“耐水ペーパーで水で濡らして削る”“2000番のヤスリを使う”方がいいかもしれません。

これは口元の改造で、口角をなるべく無表情の下向きにしたかったのでひたすら上唇端を削りました。



なんとなくメイク位置の下書き線を鉛筆などで引いて、「本当はダメ」なのですが、これも自分が余らせていた人間用メイクを代用できそうだったので、下地部分を先塗りして様子を見ました。



で、休憩がてらPVをおさらいして(笑)



黒塗り用の乾くと耐水性になるリキテックスを購入して、慣れない細筆でおっかなびっくり一発描きの練習をしました。(実際真っ黒にするためには何度も重ね塗りしないといけない)筆を乾かしてしまわないように注意が必要。



とりあえず片側のメイクで様子を見て、乾くまで待ちます。気に入らなければ最悪ヤスリで消し直します。でも綺麗には消えないので、やはりちょっとずつ描き増やした方がいいです。



ヤフオクで購入した緑のアイで、目の入れ替えをします。元からカスタムで別物に貼られていたので、今回はカッターを隙間に突っ込んで「てこの原理」みたいに掘るように外しました。

接着剤が凄く残るので、ヤスリやカッターなどでなるべくきれいに削っておくと次の取り付けが浮かず平らに貼りやすくなるかなと思いました。



目の軸が非常に合わせにくいので、裏を指で支えつつ、どんなものになったか確認します。



下まつ毛をつけたいので100均で購入して、横幅より量が欲しいので適度な長さに分割して、重ね張りをしました。出過ぎた部分は切って調節しました。



唇の色を調節したかったので、アクリル絵の具を100均で購入しました。本当は「Mr.カラー」で色を選ぶ方がいいようです。重ね塗りをして、色や唇の形を調節していきます。



削った跡があまりにも汚いので、肌色を補正しようとしたのですが「サーフェイサー」の用意が面倒くさそうで、色鉛筆の肌色を指でなすって済ませました。あまり効果は無いです(笑)気休め程度です。



これも、ダメなんですけど色鉛筆と人間用チークを混ぜて目元のメイクに代用しました。



最後にカスタム初心者用ページに書いてあったので、上記スプレーでコーティングします。全部が耐水性品ではなかったので不安でしたが、無難に少しずつスプレーするとなんとか鉛筆で描いた眉毛も他の化粧品も流れず済みました。

ただ書かれている通りツヤは全部消えます。振り過ぎて黒のアイラインが白くなってしまったので、結局塗り直しました。頭の上の部分をつかむと、全体に振りやすくなります。



顔面のパーツを戻す時、まぶたのバネが非常に面倒でいったんまぶたの溝を先にあわせておき、バネだけ上に上げときます。



目を先にネジで取りつけて、残りのバネをひっかけるだけのスタンバイ状態にしときます。



あとはピンセットで力ずく引っ張って、うまくはまれば成功です。


次は前髪のメッシュなどをどうにかしなければならないのですが、


購入したウイッグの素材を、羊毛フェルトと勘違いしてしまい(実際はボア)でもなんとか使えるかと、帽子をかぶせるので隠せるかと雑にした結果、

ただ切って紐でくくるだけにしました。ボア同様ハネのクセはつけやすいですが、艶がなくまとまらずすごく抜けるのがボアと全然違います。



本当に雑に乗っけます。



まぁなんとか隠せたような…。


服はシャツだけ同じプーリップの物を調達できたのですが、ピンク色のズボン・サスペンダー・蝶ネクタイなどはどうにかしなければならず


正直とても面倒くさいので、なんとなくイメージや色さえあっていればいいかと本当は布に縫うべきところを、レースが余ってたのでそれに緑のスパンコールを縫い付けて、デコられてるサスペン風にしてシャツに直接1か所ずつ縫いつけました。



蝶ネクタイは、元からデコられてる小さいリボンが手芸屋さんで売られていたので何かと便利で自宅に置いていたボールチェーンで首に止めて、しのぎました。

問題はズボンで、洋裁が全く分からないうえに型紙の組み立て方も分からず、布も無いのでとりあえずジェニーちゃん用のジーンズを譲って頂いて、アクリル絵の具で上から染めちゃえばどうだろうっていう荒技をしたのですが、


当然ガチガチに固まって着せ物どころではなく(笑)自力で縫うと諦めました。



布を調達し、母親からアドバイスを受け続け、試行錯誤繰り返し作りましたが



やっぱり性格が雑なので、細かいサイズ調節ができず座らせようと姿勢を変えた途端、尻の部分が見事に余りまくりました。


あとは目の飾りをなんとかしなければなのですが、なかなかラメ緑の蝶々のようなシールが見当たらず、ふと目をやると、


なんとか(本当に無理やり)なりそうな素材が1つ。



これを適度なサイズに切って、あまったスパンコールを切ってつけたりレースを挟んでパールのようなものを追加して、



顔につけると、なんとなくそれなりになりました。



自宅ではこうなっています。他の方のようにもっと可愛く撮ってあげたかったですが、自分の力では無理でした。頭が重いので後ろに物をかませてあります。くつろいでもらいたかったので、靴もなしにしました。


そんな感じでマオにゃんプーリップは作りました。あのメイクをしたかったので、それ以外は大変でしたが楽しかったです。

で、もう1体だけどうしても作りたかったものがあるのでそれも作ってみました。次回お載せします。


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