2005年06月06日(月) © 大好きだった日記。
昔、まだワタシが元彼と一緒に生活をし
そんな日々の事を日記に書いて居た頃。
ワタシには大好きな日記があった
所謂、不倫と呼ばれる関係の渦中に居た人だったけれど
可愛らしさを持った、聡明で大人な女性だった。
そして彼氏さんもまた、彼女を大切にしている素敵な人だった。
いや、会った事は無いんだけど。
数回メールのやり取りをした彼女は、やはりとても素敵な人だった。
もう更新されてはいないけれど
今でも、お気に入りに入れて、折に触れては読み返したりする。
あの頃読んだ時よりも重く、痛さを感じた
其の時には判らなかった彼女の精一杯の強さが見えた気がした。
彼女と同じ立場に立った今
もう1度、貴方と話がしたいと、切実に思う。
彼女の日記には幸せな事が沢山綴ってあった
辛い事も、勿論書いてあったけれど、幸せな日々の記録其のものだった。
でも其の裏側で、彼女はどれだけ涙したのだろうか?
どれだけ辛かったのだろうか。
彼氏さん、優しくて素敵
幸せそう
大切にされてますね
ワタシは何も知らない馬鹿だったんだろう、な
でも、幸せだと書かれている彼女の日記を毎日読んでワタシは嬉しかったんだ。
ワタシは彼女の強さで、大人な部分で見えなかった彼女の
辛さに最後まで気付けなかった。
本当に幸せな日々だったんだろうと思う
其れは、日記を読んでいて判ったけれど
でも、根本的な処で、無条件で幸せなのか?と突き詰めると
1つ何かを考えなければ、彼女は本当に幸せだったのだろう。
でも、其れをワタシは考えてなかった。
只、幸せそうな彼女を感じて、嬉しくて、そんな日が続くと勝手に思ってた。
ごめんなさい