秘 密 主 義 者 秘 密 主 義 者

2005年02月16日(水) © 救えない。ワタシも彼も。

好きな人の事なら何でも知りたい。
本来はそう言う気持ちがあって当然で、自然な事。

でもワタシは知りたくない。
当然だ。
何を思って君の家庭内の話まで知りたいと思うものか。

家庭の香りを残す、いゃ消す事の出来ない
不器用な君が嫌いだ。
明らかに浮気に向いて居ない真面目な君が嫌いだ。

奥さんに嫉妬して仕舞う
セカンドに向いて居ない自分が嫌いだ。
サッパリと割り切れない自分が嫌いだ。

二人きりで会うのは監視が厳しく危険が伴いすぎるので
限られた日に、時間に水面下で行われる。

でも、2人きりではなくても同じ時間を同じ場所で過すべく
限られた仲間数人と、食事をしたりゲーム等をしてみたりする。

勿論、誰もワタシ達の事は知らない。あはっ、当然だ。

しかし、其の頻度が少々高かったからなのかは判らないが
奥さんからの『何処で何やってるの?TEL』が
入る事が、多い事に気付いたワタシは
2人きりでは無いとは言え、少々遊ぶ回数を減らした方が良いと思った。

関係の露見が怖いのと
奥着〔奥さんからの着信。〕がぶっちゃけ不愉快が理由だ。

其れは、彼にも伝えた。我ながら正直だ。〔どうだろ。〕
そして、そう告げたワタシに彼は
電話が掛かって来てもお前の前で取らない
席を外すから会わないとか、そう言う事を言わないでくれ。 と言った。

席を外す事に意味はあるのか?


ワタシがそう思ったかどうかは謎だけれど。


昨日も、『ソロソロ帰った方がいいですよ。』と促したのに
『もう1回だけやって帰る。』と彼。

其の1回が落とし穴。

ワタシの当たって欲しくも無い勘が当たり
ラストゲームを始めた瞬間、彼の携帯が鳴った。


勿論、奥着である。


だから言わんこっちゃない
帰れと言ったにも関わらず、残った挙句が着信有りかよ。


しかも、出ちゃったよ目の前で。うわぁあ。


って。

馬鹿なの?
ねぇ馬鹿なんだよね。
間違いないよね?


君は、ワタシが奥さん専用の着メロを覚えて仕舞う程
ワタシを傷つけている。


そして、其の事に気付かない。


救えない。
救えないよ。
君も、そんな君を其れでも好きなワタシも。

でもサ。

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1回死んで来い。






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