銀河鉄道を待ちながら
鬱と付き合いながらの日々を徒然に

2008年10月25日(土) まごまごしていいのは29までだよねー。

この1か月間、怒涛のような毎日で、気が付くと全然日記を更新していなかった。

日記を書く、というのは意外とエネルギーのいる作業で、疲れてるとどうしても書けなくなっちゃう。

疲れているということは、いろいろ何かあったから疲れてるわけで。

だから、日記を書かなかった日の方が実は書く話題がたくさんあった、ということはよくある。


今回もそう。


1か月振り返ってみると、不思議なほど特別な出来事が集中していて、久しぶりに、心底忙しかったと思う。


軽く、人生の転換期だったかも。


先月、僕は三十歳になったのですが、最近急に(僕の大好きな)孔子の言葉を意識するようになりました。


「子の曰く、吾れ

  十有五にして学に志す。

  三十にして立つ。

  四十にして惑わず。

  五十にして天命を知る。

  六十にして耳順がう。

  七十にして心の欲する所に従って、

  矩を踰えず」


これです。有名ですね。


三十にして立つ。

ちょうど今、自分はそんな状態です。


僕はこれまでの人生の殆どを、

「あれもこれも何でもできるようにしなきゃ」

と考えてきました。


でもその結果、自分でかけたプレッシャーに押しつぶされ、どうすればいいのか分からず、

逆に、何にもできないような人間になっていました。


今は少し違います。


おぼろげながら、人生の目標というか、今後どうしたいかを自分で決めています。

『あれもこれもなんて馬鹿馬鹿しい』

そう思えるようになったとき、目の前の霧は晴れて、やるべきことが明確になりました。


まさに、三十にして立つ、です。


四十にして惑わず、の境地になれるかは今後の努力次第。


……案外いけるんじゃないか、と思っています。





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