コミュニケーション。
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「ミュ陸奥守と目合っただって。花道の真ん前なんて…
読まなきゃよかったな…」
「まぁたちんなもん見て勝手に落ち込んじょる」
「う…だってさぁ、ミュ陸奥守くんは特別なんだよ」
「主ぃ?ちっくと…聞き逃せんけんど」
「私が陸奥さんのこと好きって言えるようになった特別なきっかけなんだよ!」
「そりゃそりゃ、まっこと嬉しいがの…おんしだけの陸奥守吉行は、ここぜよ?」
涙目で振り向くと太陽のような笑顔の陸奥守。
「私の」
「おんしの」
「私の陸奥守」
「おんしだけの陸奥守じゃ」
「ぴぇ…」
「聞いたことない声だけんど…」
そっと寄ってきて、背後から包まれる。
「わしがいっちばん長く主のこと見とるきに。どこぞのビジネス本丸になんぞ、負けんぜよ。
ちゅうか…わしだけを見とおせ♡」
「…うぅ…どこで覚えたのそんなの…うちのむっちゃんはそんなこと言わない…」
「おんしの初期刀じゃ。そういうたらいつも喜ぶと」
「きよみつ……」
あとで限定コスメ買ってあげよ…
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