コミュニケーション。
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夫と会話していて、 やっぱり次女のことは諦めたほうがよかったのか?と思うことがある。
いや、夫は次女のことを彼なりにめちゃくちゃ可愛がっている。 夫の幼少期にめちゃくちゃ似ているので(なので私にはほとんど似ていない)、 夫実家の可愛がり方もすごい。 扱いに差があるわけでもないけれど、かわいい!の感動の仕方が違う。 そんなに愛されている次女がいちばん信頼しているのが私だという事実が、 私の密かな喜びだ。
だから彼はよかれと思って、 当時はウンヌン思ったけれど、結果的にはよかった、みたいなことを言う。 私だって当時はめちゃくちゃ落ち込んだからこそこの日記も息を吹き返したが、 結果的には…とは思ったことがないな、と思った。
私の答えは結局、 「もし中絶しても、この子がいなかった時には戻れない。だから産もう」 という結論で、それ以上でもそれ以下でもない。
ボンボンに育てられたボンボン以下の馬鹿なので、 金銭感覚は相変わらず馬鹿で、夫に任せっきりなのだが、 もしあのとき私に貯金があったら、 誰にも言わず、ここにすら書かず、手術に行ったかもしれない。 いや、子ども達の世話があるから、誰にも、は無理かな…。 でも、夫をなんとか説得しようとしたかもしれない。 わからない。 もし将来、思春期の次女から出生についてなんのかの言われたら、 また悩みだしてしまうかもしれない(意味ないけど)。
あのとき悩んで悪かった、とも思うのかなと思ったけど思わなかった。 そのことと、次女を愛し慈しむ気持ちは別の次元にある。
何故次女を産もうと思ったか、 それは、避妊しなくてもいいかという問いに、 惚れた弱みでだめと言えなくて、 それで宿った命は、惚れた男の遺伝子を持つ子なのに産まないなんて、 矛盾していると思ったこともひとつだと夫に言ってやりたかったが、 WOWOWのドラマにハマっている彼はとっくに忘れていて、 今言っても効果はないな…と脱力した。
なんだかんだで、次女を産むための経済的なことや、精神的なことも、 彼だってもちろん負担してくれている。 私ほど悩まなかったかもしれないが、 会社の人数を増やしたことも、次女のためなのだろう。
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