コミュニケーション。
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先に書いておくが、まだ生まれていない。 残り少ない胎内の時間を楽しんでいるかのような胎動だ。
息子のときは、朝6時に陣痛で目が覚めた。 そこから日中陣痛と過ごし、夕方に生まれた。 娘は朝9時に腰にずきりときた。 同じように一日を過ごし、18時ごろに生まれた。
なので、夜中に陣痛がくるとか、まったく想定していなかった。 今回は夫が特に仕事で忙しいので、 前2回のように出産の瞬間に立ち会えるのは厳しいだろうなぁ、と思っていたら、 いや、そもそも夜中に陣痛が始まって病院に行くタイミングまできたら、 子ども2人だけ置いていくわけにはいかないのだから、 夫に残ってもらうことになり、どうせ無理なのでは?と思い至ったのだ。遅い。
しかし希望も出てきた。 今回の出産・入院でいちばん気がかりなのは息子の朝の登校で、 夫は早起きがまったくできない(する気もない)ので、 息子は朝起こしてもらったら、ひとりで朝食を摂って準備をして登校することになる。 今のところ夫への不満第1位はこれだ。 子どものためなら起きて欲しい。娘のためだったら起きていたのでは?とちょびっと思うのもはがゆい。
起きさえすればできると思うが、 まだ8才なのにひとりの時間からの登校なんて寂しいものは、数少ないほうがいいと思えて、 (過保護だろうか) なるべくなら1日でも多く彼を送り出してから入院したいのだ。
それでこれからのカレンダーとにらめっこすると、 今夜の深夜から陣痛が始まれば、明日の朝をなんとか送り出し、 土日で2日間しのげる。 入院期間は何事もなければその後3日間と思われるから、 これが現時点での最低日数だ。 だから今夜来てくれないかなー!と期待している。
思えば、息子にも娘にも、 「パパの仕事が終わるころに生まれて欲しい」だの、 「パパの仕事が休みの間に生まれて欲しい」だの思っていて、 2人ともその希望を聞いてくれて、立会い出産が叶ってきた。
陣痛中の大変なこととして「いきみを逃す」があるのだが、 そのとき夫の手を握っているのがいちばん気が楽なので、 夫にいてほしいと思っていたが、今は、 息子のためにいてやってほしい。 私は夫のジャンバーでも握っていようかと思う。
そうだ、夜中からなら、親に連絡せずとも言い訳も立つだろう(なんちゅう子どもか) 喧嘩しているわけではないけどあまり頼りたくもない。
息子のときは6日、娘のときは4日遅れだった(そういえば何故か2日と思い込んでいた) ことを思えば、 10日予定日で17日出産もあるわけか。 それ以上になって点滴もあり得るだろうし…。 今できることは歩くことのみか…。 今夜は歩こう…。
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