コミュニケーション。
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酔っ払って夫が抱いてくれた。 酔っ払ったときの人間が本性だとよく聞くが、本当なら、 彼は性欲がちょっと強めで、愛情深くて、 おまけに私のことを愛しているんだそうだ。 ちょっと激しかったので心配したけれど、中の人はその後も元気で、 症状も何もなかった。強いね。
「愛してる」と口に出すのは、私は、 言われるのはもちろんしぬほど嬉しいけれど、 自分の口から出た途端に軽くなってしまうような気がする。 (自信がないから) でも、彼にとっては彼の愛情表現としての最大級なら、 言われた彼だって嬉しいだろう。そう信じるしかない。
酔っ払っているから、時々冗談で他の女の名を呼んでみていた。 1秒と空けずに「冗談だぞ」というのが可愛かった。 でも私は不思議と、冗談にノリきれないほど、気にならなかった。 もちろん応酬して彼は喜んでいたけど、 自分のなかからこんなにも嫉妬が消えていたことに、驚いた。
昔だって彼が私を愛していることを実感していたのに、 他の女の名前にはちくりとしていて、 愛されているのがわかっているのにこれなんだから、一生この嫉妬とは付き合っていかなきゃいけないんだ、 と思っていた。
書いていて前にも書いたような気がしたが、見つからない。 いつからこうなれたのだろう。
夫は恋人同士だったころから、 「あそこへ行こう」「このランチを食べよう」 そうやって未来を話して、実行してくれる人だった。 自分が実行できるから、私にも要求してくれる。 「痩せたら、毎日セックスしよう」 私という人間に、これ以上のくどき文句はない。
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