コミュニケーション。
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2008年06月16日(月) 私だけ?






時が経つほどに、優ちゃんは元通りになっていく。
眼が、優しくなっていく。



私も、少しずつ笑えるようになっていく。
優ちゃんが笑わせようとしてくれるから。






金曜に藤原君が来ていて、
弟と遊んでいたから、最初は、
今日は会わずに寝ちゃおうかと思った。

気持ちもずーんと落ち込んでたし、
話す気になれなかったし、
大体、夫婦間のこと話しても迷惑だろうと思ったし。


でもそれも時間が経つと、気分が変わって、
結局は弟の部屋に行って、バカ話して、
結局は今回のことも全部聞いてもらってしまった。



藤原君はいつも通り、やっぱ笑顔でいなきゃね、と言ってくれて、
私のいつも以上にとりとめない話も聞いてくれた。


おかげで、ちょっと前よりも笑顔を出せるようになった。




次の日の土曜は、優ちゃんの実家にまたお邪魔した。
たまたま、優ちゃんのお姉さんや弟さん家族もいらしてて、
にぎやかで楽しい土曜を過ごさせてもらった。






日曜は、優ちゃんが、
私の弟を外食に連れてってくれた。
いつも通り喋って、
いつも通り、私の嫌いなきゅうりを食べてくれたので、
弟は母に、
「仲良くなったみたいだよ」と報告したらしい。





日曜の夜は、ドラマを観た後、
悔しそうに私のひたいにキスをして、
「これ以上悪くなるなよ」と言った。

ならない、誓うわ、とキスを返した。
許してくれたと思っていいのかなぁ。
もう涙は出ないけど、心残り。



心残りが増えないように、やってくしかないね。
優ちゃんの傍にいるのは、やっぱり幸せだから。




優ちゃんの眼はすっかり優しくなって、
また少しずつ、私のことを可愛い可愛いと言ってくれるようになった。
言われるたびに、泣きそう。




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日曜の寝しなは、卑猥なやりとりで締めくくられた。
また抱かれる日までに、私は、
「心残りのない満足」を胸に抱けているだろうか。




雪絵 |MAILHOMEBLOG

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