コミュニケーション。
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2008年01月30日(水) どん底ならこれ以上悪くはならないだろう





「あぁ本当、一時期に比べたらちょっとぽちゃってしたみたい」


そう言ってクスクス笑った彼女、
彼女に悪気はなかった、
娘の私にはちゃんとわかった。
でも、その悪気のなさがとどめだったのかもしれない、
堤防が切れたみたいに涙が溢れて、
支離滅裂になりながら文句を言って、
喧嘩になって、それでも大人同士、
最後はなんとかごめんね、ありがとうと言い合い、
母親は寝室へ行って、私は涙を洗いに行った。


かけもちの仕事、
先の長いダイエット、
余裕のない経済生活、
このへんの相乗効果で限界、なのかもしれない。

ダイエットは、精神的には楽になるように心がけてるけど、
甘いものをどんと減らしてまだ短いから、
苛々しやすいようだ。



あんなに好きだった家に帰りたくなくて、
優ちゃんと暮らせたらいろいろ楽なのになぁ、とも思うけど、
それはただの現実逃避だろ、とも思えて、
なんとか乗り越えなきゃ、と、
それがまたプレッシャーになってるのもわかるけど、そう考える。



母親の愚痴のひとつやふたつ、
聞いてやれなくてなんでこんなに未熟なんだろう、と思う。
私がどれだけ聞いてると思ってる?
どれだけ時間を割いてやってると思ってる?
週に1回あるかないかの、自宅で過ごす夜は、
絶対に母親の愚痴で埋まる。
深夜に仕事が終わってから始まることもある。
明日仕事だから、と怒っても止まない、
疲れて当たり前じゃないか、と、
そんな風に苛々することもある、彼女にそうぶつけるときもある、
それでもやはり、本当なら、
全部聞いて、聞き流すだけでも彼女の助けになるのだから、
聞いて、出来るだけアドバイスをしたい。
だって昔は、そう出来てたんだから。
と思えば、今の余裕がない自分が憎たらしい。



余裕がないのも、例えばコンビニのせいだとか、
会社のせいだとか、しようと思えば出来るけど、
そんなことないのだ、
私の心のありよう一つだと思うから、
私が未熟なせいだと思う。


逆に、だから、あぁここが踏ん張りどころなのだとも思う。
今を乗り越えられたなら、
この生活を続けていけるのだろうし、
何かが変わるかもしれないから、
コンビニに辞めますと言うのはもうちょっと先にしようと思う。



お湯で温まった今は、すこし落ち着いたような気もした、
でもダメだ、まだ涙は出てくる。
何が辛いんだろう、解決策はどこにあるんだろう、
いつ、楽になれるんだろう。
そんなことばかり考える。





何か食べたい、煙草が吸いたい。
食べた後と吸った後の罪悪感が怖いから、しない。



本当はこんな日記も書きたくない、
いつものように、書いてもすっきりしない。
それは心のどこかで、自分のせいじゃないと思ってるからだろうか。
そうなら私はどこまで、救いようのないガキなんだろう。


こんな私を捨てるために、
いつか笑ってやるために、今日の覚え書き。





雪絵 |MAILHOMEBLOG

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