コミュニケーション。
DiaryINDEX|past|will
2007年12月10日(月) |
半分嘘、で信じてみる。 |
振り返ってみれば、 あぁ、あれが嫌だったのかな、あれが気になったのかな、 と拾えたりする。
土曜の夜だというのについに抱かれなかった、 と、あたしに不安がられた人には大変迷惑だったと思うが、 おかげでなんとか、 今日も仕事に行けそうだ。ありがとう。
レミー・ボンヤスキーがかっこいい、 と、必要以上に言っていた気がする、確かに。 プライドの高い優ちゃんにはひっかかったのだろう。 まったく、 自分に自信はないけど馬鹿にされるのは許せない、 そんなところまでそっくりである。 わかってたのに、一昨日はフォローしなかったあたしが悪いのだ。
抱きたくなかったら、 夜中にあたしを起こしたりはしないだろう。 寝ぼけ眼のあたしに、旅行プランを聞いてみたりはしないだろう。 あたしを起こした第一声は、 「おいマリ、キスしてくれ」 だった(苦笑)なんじゃそら 例によってあたしは半分寝ているので、 したかどうかも覚えていなかった(したらしいけど)
悪く見ても半分は、彼の言う、
「風邪ひくといけないから」
を信用してもいいのだろう。 仕事第一の人だし、彼の部屋は、ハンパなく寒い。 一昨日は、ここ最近の長崎でいちばんの冷え込みであった。
問題は、彼のその言葉を、 いつか言われるかもしれないと感じていた不安と重ねて、
「したくないんでしょっ」
とたとえ笑顔であってもスネたあたし、である。 どうしていつものように、受け止めることが出来なかったのか。 前回前々回の情事事情をひきずっていたから、なのだろうなと、 自分ではわかるけど、優ちゃんに伝わるわけがない。 優ちゃんの目に映るのはただのスネた、どこにでもいる女だっただろう。 セックスではなく愛を求めた、女。
ピッ、と鳴らしてくれた優ちゃんに手を振った後、 家族と出かけた。 本屋には気になる本がたくさんあった。 「ホメ力アップ」 「明日からもっと輝くあなた」 「恋愛心理50の約束」 …正直一番最初のやつは買おうかと思ったんだけど、 ホメ力検定やってみたらまぁまぁの域だったので、 ホメるのが大事ってのは再確認した! 今あたしに必要なのは、自分を変えることじゃなくって、 優ちゃんともっと話をすることだ! という結論をつけて、 宮部みゆきを買った(欲望に忠実である)
…でも、何気に自分でも満足している結論ではある。 今の自分を受け入れたら、次は相手と会話すること、だ。 相手が見えなかったら変わるも変わらないもないだろう、と思った。
優ちゃんは、元気なあたしに満足げな顔をするから、 今日もとりあえず元気でいてみようと思ってる。
本当はね、寺島君のことも藤原君のことも、書くことあるのよ。 でもエディタに向かうと優ちゃんのことしか出てこない。 書いてしまえば、もう満足してしまうの。 謎だけど。
だからしみじみ、 あぁ今のあたしは、彼しか愛せないのだな、なんて。 思ってみている。
|