綿霧岩
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2015年08月09日(日) |
イノシシのことも忘れられん |
この間、六甲山登ったときにね、ちょっとすごいことあったんです。
登り始めて何時間か経って、山道の途中、ちょっとした広場みたいになってる所があって、そこにあった地図を覗いてたんです。 その地図を挟んで向かい側にいたサリングさんが、ふと顔をあげて私の背後を見て、驚いた顔で「むし、来てる!」と言いました。(私にはそう聞こえた) 次の瞬間、肩を後ろからぎゅうぎゅう押され、しょっていたリュックを逆にぎゅうぎゅう引っ張られ、え?だれ?何事?と思ったら大きなイノシシが私にのしかかってリュックを引き剥がそうとしていました。 私はうわーーと言うことしかできず、何もできずにいるうちに、サリングさんがすごい気迫で「あっち行けー!」とか大きな声で威嚇してくれ、イノシシは離れました。 び、びっくりした。 でも特に何も被害はありませんでした。 サリングさんに大感謝です。
思えば、山道の最初の方で、イノシシに注意せよと言ってくれたおじさまおばさま達がいらっしゃいました。イノシシは音もなく近寄ってきて、自分達も何度も襲われているのだと。 しかしその時点で、それが本当に自分の身に降りかかるとは思っていませんでした。
それにしても、イノシシに遭遇した後は、それまでの疲れも吹き飛び、なんだかテンションが上がり、私もサリングさんもほがらくんも体がカッカしていました。 まじで身の危険を感じたので、疲れてる場合では無くなったのでしょうね。
その後、まみちゃんと最高峰で合流し、よくわからないけれど不思議な感動もしながら、登山は計八時間も続いたのでした。 ああすごい一日だった。
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