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2004年08月02日(月):読書日記【むかし、あけぼの】by田辺聖子 その2

言いたいことは全部前に書いちゃったんだけどね。
道隆が亡くなってからはもう不幸一直線!で、読んでいて胸が締め付けられます…。
中でも伊周さまのアイタタさ加減は涙ナシでは語れません。。
何がよかったんだっ!?10年前のワタシっ。

対して清少納言の初めの夫・則光には最後まで癒されました。
この小説では彼女の恋人は受領階級の橘則光と藤原棟世だけって設定だけど、すっげーイイ男に恵まれた女になってます。
源経房や藤原行成が「男友達」に留まっているのが呂々さん的にはどーもしっくりこない(何ていうかこの時代に「男友達」ってありえんだろ、とか思っちゃうわけで)けど。。

中宮・定子の御臨終以降は泣きっぱなし。
ツラくて読むのがヤだったですよ、全く。。

というわけで、遅々として進まなかった【むかし、あけぼの】本日涙にまみれながら読了。

next→死者のあやまちbyアガサ・クリスティー
探偵が事件の調査ばかり依頼されるとはかぎらない。
田舎屋敷の園遊会で犯人探しゲームの賞品を渡してくれと頼まれたポアロは、女流作家オリヴァと、死体役を務める少女を見舞いに出かけた。
場所は河畔のボート小屋。
そこでは少女が自分の役を演じきっていた。
本当に絞殺されていたのだ!
その後、屋敷の主の夫人も失踪して……一見平穏な屋敷を包む悪意の正体をつかもうと灰色の脳細胞をフル回転させるポアロの推理は?
新しく読みたい本が見つかりません。。。
全く無くもないんですが図書館では予約待ち状態で、、、順番が回ってきた頃には興味なくなってそうで迂闊に予約することもできません。
あ、買うつもりは毛頭アリマセン。なんつーか、呂々さん的にはジャンルモノ扱いなんで。
ただ、お友だちを初め、ブクマサイトさんの間でも流行ってるみたいなんで興味はあるんですよねぇ【バッテリー】

ちゅうわけで、大昔に読み、且つ売り払うことも出来ないまま本棚の奥に眠っていたMYコレクションから再び選んでみました。
クリスティーは邦訳済みの分はほぼ制覇しているはず…。
出版社を揃えずに買い揃えた過去の自分がちょっと許せなかったり。。

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