スケブ連作その3
↑ 的確にタバコとライターを狙撃。どんな暴挙に出ても鷹目様のなさることは許される。
重々しく宣言しておいてから皆様こんにちは! 12月って、どうしてこんなに忙しいんでしょうか。 やってもやっても仕事は片付かないし、通勤時にやたら車は渋滞するし、家でも何故か次から次へとやらなければならないことが山積していくばかりで、1日72時間31分くらい欲しいかんじ。 それなのにもう、あとちょっとで2014年終わっちゃいますよどうします?
私は日記をさかのぼってみたところ、昨年年末は気管の炎症により寝込んだりなどして、大掃除らしいことを何もせずに新年を迎えてしまったらしいと気付いたので、今年はちゃんと掃除をすませることを目標に頑張る予定です。 しかし我ながら驚いたことには、毎年大晦日になってから本腰入れて書き始める年賀状を、今年はもう終わらせました。わあびっくり。
まあ、友人関係は年賀メールのやりとりがメインなので、枚数はほんの少しなんですけど、両親には「おまえがそんなに早く年賀状を済ませるなんて嵐がきそうだ」と怯えられております。 失敬だな。
軽めに憤りつつ、「ミカンオフだよ全員集合そうだ道後行こうクリスマスっぽい何かも楽しめたらそれはそれでよし珍道中」の続きです。
伊佐爾波神社を後にした我々三人は、神社前を横へそれて、あまり人けの無い、細い通りに突入しました。
←そこで発見、思わず撮影した看板。
ゴールドカラーの蜂は、かなりリアルな作り。 三人で「一体なんて読むのだろう」と首をひねっていたこの看板、後で調べてみて分かりました。 「蜂印香竄葡萄酒(はちじるしこうざんぶどうしゅ)」と読むらしい。
何でも、明治時代に発売された蜂蜜入りのワインだそうで、現在でもハチブドー酒として販売されているのですね。管理人はワインにはとんと疎いので、全然知りませんでした。 それにしても、いいかんじの看板だなあ。部屋に飾りたい(笑)
←さらに通りを先へ行くと、今度はこれまたいい雰囲気の建物を発見。
こじんまりした控えめなたたずまいで、入り口や窓の意匠がなんともきれい。 興奮してやたら写真撮影をする、すっかり観光客と化した我々。 まんま何かのロケに使えそう。時代がかった人が中から出てきそう!
これも後で調べたことですが、こちらは常盤荘という旅館でした。 建物自体は大正時代に建てられたもの。 そして各部屋に鍵は無く、テレビも置かず、トイレも共同なのだそうです。
旅の時間をテレビに邪魔してほしくない、だから最初っから置かないよという徹底した態度。 ちなみにラジオは置いてあるようで。
潔い!面白い! 泊まったらどんなふうなのか、かなり興味をそそられます。 私あたりは、元々普段の生活であまりテレビを見ないので、さほど支障ないでしょうが、朝起きたらまずテレビをつけないと落ち着かない、というタイプの人には耐えられないかも。 でも、
←この二階の窓際はすっごく気持ちよさそう…!
我々が通りかかった時は部屋を掃除でもしていたのか、通り沿いに面した二階の窓は、こんなふうにすべて開け放してありました。
好き放題写真撮影をしてからそこを離れ、ほどなく道後温泉本館の裏手に到着。 なんとなくのノリで、その短さには観光客の皆さんもびっくりの道後商店街に突入します。
商店街に入ってすぐのところに一六本舗(以前サイトで、私の好きなゆるキャラ・タルト人やら何やらと絡めて、散々ネタにあげた地元のお菓子屋さん)があり、それを見たテンさんが一言。
テ「あっ、みなせさんの大好きな一六が…」
いや、私が好きなのはタルト人であって、別に一六本舗のファンというわけでは全然ないのだが。
でも、一六はタルト人をあしらったパッケージの商品を販売していたり、ちょっと大きめのタルト人看板がレジ横に掲げられていたりと、他のタルト販売店よりも俄然積極的にタルト人とコラボしてくれているので、そういう点ではイイネって思ってます☆←何者だ
タルト人は今や、全国区で有名になってしまったゆるキャラ、バリィさんの人気に押されて、ただでさえそれほどメジャーな存在ではなかったところを(あっ言っちゃった)、ますます隅っこに追いやられてしまってますからね!
この商店街の一六にはカフェが併設されており、テンさんの最大の目的でもある「道後スイーツ物語」の一環として、一六オリジナルのケーキが提供されているはず…だったのですが、カフェメニューをいくら眺めてもそれらしいものが見当たらず。
ではその「道後スイーツ物語」とは何ぞや?てな話ですね。 これは、道後温泉界隈の色々なお店が、各々オリジナルのロールケーキ、名付けて「道後ロール」を作り、販売するというもの。 販売される場所はカフェだったり、お菓子屋さんだったり、パン屋さんだったり、ホテルのダイニングだったりと様々で、ケーキの仕様?ももちろん様々というわけです。
ところが、地元の情報誌などで微妙に宣伝しているわりに、「道後ロールおいてるよ!こういう企画やってんだよ寄ってきな!」みたいな派手な宣伝ポスターとかのぼりがあるわけでもなく、正直スイーツ物語プロジェクト、たいへん分かりづらい。
地元の我々でさえよく分からんのですから、本来真っ先にお知らせし、かつノッてきて頂かなくてはならないはずの観光客の皆さんに、はたしてこの企画がどこまで知られているものか。
結局よく分からんままに一六を離れ、通りすがりにおかきを食べたり、和雑貨のお店で手拭いを見たりしているうちにお昼になって、「ここにも道後ロールがあるはず」とテンさんが目星をつけていた、10×CAFÉというカフェでお昼にすることに。
しかしてこれまた、このお店のスイーツメニューの中にもショーケースにも、、件のロールケーキが見当たらない!どういうこと?
首をかしげながら、とにかくお腹がすいたのでご飯を注文。 ←私が頼んだ白いオムライス。 照明の具合で黄色っぽいですが、実際にはかなりまっしろです。
その流れで、実は卵の黄身の色っつうのは餌のトウモロコシとかの色で、餌を変えれば色が変わるんだよ、確か黄身の部分が白いのはお米を食べてる鶏だってラジオかなんかで言ってたわ! みたいな話をしながら、テンさんはしらす丼、謙さんはパスタを食し、ほぼ食べ終わったあたりで、道後ロールを諦めきれないスイーツ好き・テンさんは、「ちょっとお店の人に訊いてくる!」と言い残して、カウンターの方へダッシュ。 ほどなくして、
テ「道後ロール、あった!」
お皿にケーキを乗せて、意気揚々と戻ってくるテンさん。 あったの?どこに?
テ「お店の人に訊いたら、奥から出してきてくれた」 謙・私「は?」
それは何ですか、裏メニュー的な?もしかして一六の道後ロールも、店員さんに申告すれば、店の奥から含み笑いをしつつ取り出してきてくれたとか? そんな秘密基地的匂いのする企画ってアリなんですか。
以前、ミカン国は根本的に観光宣伝があんまり上手くないお国柄なんですよねえ、みたいな記事を読んだかラジオで聞いたかした記憶がありますが、これはつまりそういうことかな。 ほらね、観光地としてはどこか空回りしてるでしょ。
でもまあ、ようやく目的にはたどり着けたわけで、よかったねテンさん! …と彼女の執念に敬意を表しながら、次回足湯突入編に続きます。
12/13 トミー様 こんばんは!件の神社の階段、段の数は134だか135だかそんなもんなのですが、いやはや本当に急でした。そして上りも大変ですけど、下りもかなり危ないです。雨など降っていて、うっかり足を滑らせたら、絶対止まれそうにないし…; そうそう、ドカベンにいました、カイワレみたいなの咥えてるひと。あの人誰だったっけ?と思ってウィキで検索してみたら、岩鬼さんというらしいです。しかも、学生帽をお風呂に入るときもかぶってて、「これは頭の一部ですから」って言ったらしいですよ!ちょっ…ハボと言ってることが被ってる!(爆笑)
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